経済・経営学科❷会計制度・実務の国際比較❸グローバルな会計基準設定1515財務会計国際会計外国書講読(日本語経済)SHIOSAKI Tomomi[研究テーマ]❶国際基準の導入に伴う大陸型会OZU Chikako[研究テーマ]❶会計基準の国際的統合❷財務諸表の分析❸ エマージング・エコノミーの会計CHU Meifen[研究テーマ]❶非線形モデル分析および応用❷カーネル分析および金融データへの応用❸マルチフラクタル性分析および金融市場への応用計制度の変容外国人留学生を対象とする「外国書講読(日本語経済)」は、経済学部の留学生担当教員が行います。留学生の日本語能力の向上と日本経済に対する理解の伸展が主たる目的です。前(春)学期と後(秋)学期にそれぞれ開講し、前期では世界的に著名な経済学者の日本経済に関する英語文献を使い、後期では英文記事を用い、日本語で解釈・議論を行い、日本経済および世界経済に対する理解を深めます。可能な限り議論する時間を設けて発表能力を高めるとともに、レポート提出とその添削を通じて書く能力の向上を目的としています。また、企業・工場訪問の機会も設けています。外国で生活し、単位修得・卒業を目指して勉学に励んでいる留学生をサポートする授業です。「留学生」という同じ境遇にある学生同士が集う場所として、リラックスして参加してほしいと思っています。[講義・ゼミ紹介]「英語」、「パソコン」に次いで「会計(アカウンティング)」が、現代ビジネス・パーソンの三種の神器として挙げられたり、その知識やスキルを使いこなせるかどうかによって生じる機会、待遇、貧富の格差が「アカウンティング・デバイト」と呼ばれたりするなど、会計の知識やスキルの必要性はビジネス界において広く認識されています。そして、企業会計の知識やスキルは、ビジネス界だけでなく、家計や官庁会計にも援用されてきています。私は、「財務会計」の授業を担当しています。この授業では、経済活動を行う主体である企業が、その経済的取引をどのように認識、測定し、そこで得たデータをどのように加工処理し、株主や債権者などの企業外部の利害関係者に対してどのように報告をするかを学びます。ゼミでは、インターネットやデータベースなど使って収集した会計情報を分析する「企業分析」を実践します。このように、会計学の知識やスキルを習得することを通じて、学生のみなさんが経済学部を卒業したあと、それらを駆使してグローバルあるいはローカルな場で活躍できるような総合的な力を育成することを目標としています。[講義・ゼミ紹介]「会計学Ⅱ」(2年次)では、企業が行うさまざまな活動(商品の仕入・販売、設備投資、資金の管理と運用)を財務(カネの流れ)に注目して理解します。基礎理論を学び、計算問題を解き、知識を自分のものにします。「国際会計」(3年次)では、グローバルな資本市場で活躍する企業に焦点をあてます。上場企業は国際的に資金調達をするので、これに対応して資本市場でのルールも国際的にひとつにしようとする動きがありますが、企業の実務・慣習・制度や背後にある考え方に違いがあるため容易な作業ではありません。このような動きを理論的に掘り下げつつ、実在する企業の財務報告の例を取り上げて理解していきます。「ゼミ」(3、4年次)では、財務会計と経営分析をより深く学習します。最初に財務会計の基本書を丁寧に読み、次に財務諸表を使い、理論と実態をバランスよく学習します。グループ学習が基本ですので、先輩と後輩が一緒に学びあう場となっています。[講義・ゼミ紹介]潮﨑 智美小津 稚加子儲 梅芬
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