九州大学 2024年度 理学部案内
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宮地 輝さん田島 凌太さん小山 元暉さん宇野 陽南子さん09数学科 4年(広島県立広島高等学校 卒業)マス・フォア・イノベーション連係学府 博士前期課程2年数学科 卒業(祐誠高校 卒業)システム生命科学府 生物学科 卒業(筑紫丘高校 卒業)一貫制博士課程1年生物学科 3年(渋谷教育学園幕張高等学校 卒業)私は幼い頃より数学の先生になりたい思いがずっとあり、その夢を叶えるために数学科に入りました。九州大学は、サポート体制が充実しており、先生方の熱心かつ温かいご指導を受け、同じ志を持った仲間と共に頑張っております。高校の数学の教師になりたいと思っています。今、教員採用試験に向けて勉強しているところです。中学生の時から数学が好きで、高校一年生の時に「ESSP」と呼ばれる九州大学のプロジェクトに参加し専門的な数学を学習しました。ここで学んだ内容はどれも興味深く、もっともっと数学を専門的に学びたいと思い数学の道を志しました。A2A2A2大学に入ってからは自由な時間がかなり増えました。特に大学3年生以降は受講する講義の数も減り、講義を全く受けない日というのも増えていきます。高校の生物の授業で神経細胞の構造を学び、脳は神経細胞などから構成されると学んだ時、世界を認識している私の意識は、脳の中でどのように生みだされるのか興味がわきました。この意識という問題に対して、なるべく厳密に取り組みたいと思ったため、理学部生物学科に行こうと決めました。アルバイトもサークル活動もしていました。高校の頃とは活動の規模感が異なり、他大学との交流や、社会人の方と活動することも多かったです。学問以外の興味があることを深く掘り下げられ、いい経験になりました。自分について考えたときに行き着いたのが、生命とは何だろうという問いでした。生物学科では、様々なアプローチから生命現象の解明を目指しているという点で、私の興味に近いのではないかと思うようになりました。具体的な進路は検討中ですが、自分の興味のある分野において、自分が納得できる仕事や研究ができたらいいなと思っています。とても大きくて綺麗な大学というイメージしか持っていませんでした。大学の入学者数が多い割に、数学科では少人数での授業が多いのが意外でした。私のおすすめの場所は図書館で、長時間、快適に過ごすことができる空間です。私は、当たり前に感じていることも一度疑ってかかり、検証していくところに、数学という学問の魅力を感じます。物事を深く考えることが好きな人は、ぜひ九州大学理学部数学科に進んでみてはいかがでしょうか。将来の夢は、例えば複素数のように多くの問題解決に役立つような基礎理論を構築できるような研究者になることです。受験勉強は辛いことばかりで、多くの困難が次々と降りかかってくると思います。例えば数学において何か困難に遭遇した時は、一度基礎に戻るのが肝要でした。これは何も数学に限った話ではありません。受験勉強で困難に遭遇した時は、なぜ受験勉強を始めたのかを思い返すと良いと思います。辛い時期ではありますが、諦めずに頑張ってください!高校生活は良くも悪くも一度きりです。悔いの残らぬよう、受験というイベントを精一杯楽しんでください。A7A7A7学部4年に研究室に配属されてからは研究に打ち込む日々が続いています。学部生の頃よりも規則正しい生活をしています。世界で初めての発見をできる可能性にわくわくしながら頑張っています。入学してからキャンパスの広さに驚きました。授業やサークルのためにキャンパス内を移動するのも一苦労で困っています(笑)。九大ピアノの会に所属しています。コロナで活動も行えず交流もほとんど無い状態でしたが、少しずつ活動が再開するにつれて、分かりやすく学科外の友達や他大との交流も増えたように思います。活動内容はもちろんですが、多くの人と知り合って学科を超えたつながりができ、色々な考え方にふれることができるのは、とても有意義だと感じています。※学年は2022年度のもの。

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