九州大学 2024年度 理学部案内
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タ中イ国英国韓国物理学科化学科数学科物理学科地球惑星科学科生物学科SELVIA NOVIANTI令和元年度 地球惑星科学専攻国際コース      修士課程 入学令和3年度 同上 博士後期課程進学(出身:インドネシア)26平成30年度 物理学科物理学コース 卒業株式会社東芝 研究開発センター 知能化システム研究所平成25年度 化学科 卒業JSR株式会社平成27年度 数学科 卒業九州大学大学院数理学研究院 助教九州大学大学院理学府地球惑星科学専攻の院生であることは、私のキャリアに大きな意味をもつこととなりました。九州大学は、世界中の科学者や学生と幅広い関係を築く機会を与えてくれました。九州大学を第二の故郷として、物理的な火山学の理解、特に日本の火山についての知識を深めることができて光栄です。九州大学理学部を卒業した先輩たちは、社会のいろんな分野で活躍しています。この欄ではごく一部ですが先輩からのメッセージをお伝えします。また学生諸君が外国人留学生との交友で国際感覚を身につける機会も準備しています。厳 鑫令和2年度 化学専攻 修士課程入学令和4年度 同上 博士後期課程進学(出身:中国)終結相手機関名国および地域インドネシアインドネシアベトナムベトナム平成30年度 物理学科情報理学コース 卒業アクセンチュア株式会社令和元年度 地球惑星科学科 卒業気象庁 福岡管区気象台 気象防災部 地域火山監視・警報センター平成13年度 生物学科 卒業テキサス大学サウスウェスタン医学センター  Assistant Professor基礎化学の観点から金属錯体の機能評価及び性能改善に興味を持って、九州大学大学院理学府化学専攻に入学しました。入学してから、学校からも研究室の先生と学生の方々からもいろいろサポートしていただき、余計な負担なしで研究に集中できたのはよかったと思います。現在、機能性錯体分子である光増感剤や酸素発生触媒を用いた水の全分解に重要な半反応である水の酸化反応に取り組んでいます。エネルギー問題は近年世界的に重要な課題になっていますが、その解決に少しでも興味ある方、貢献したい方がいらっしゃいましたら、ぜひ九州大学理学部化学科をお考えください。理学部では、海外の多くの大学と交流協定を結び、国際交流を積極的に行っています。私が物理学科に進学したのは、中学の頃に素粒子に興味を持ったことがきっかけでした。大学では、素粒子物理の研究を通して最先端の技術開発や海外出張などを経験できました。現在は、企業で人工知能に関する研究を行っています。物理とは遠いように感じますが、この分野では物理を学んだ多くの先輩方が活躍しています。九大物理には、物理を中心に教職や情報理学など様々なカリキュラムが用意されており、学びたい事を学べる環境が揃っています。やりたい事が決まっている方も、そうでない方も、是非広い視野を持って充実した大学生活を送ってください。ネットにも載っていない現象を新しく発見することに興味があるなら、化学はあなたに合っているかもしれません。またその新発見は、新商品、論文や特許の形であなたの名前を歴史に刻むかも。私はそういった魅力に引き込まれ、大学+大学院で計9年を化学に打ち込みました。今ではその経験を生かして半導体の材料開発をしています。大袈裟ですが、さぼってしまうと年一の新型携帯の販売が遅れてしまうかもだそうです。この例では無いですが、九大理化での経験はあなたを社会に必要な人にしてくれると思います。島で一番大きな図書館が高校の隣にあり、頻繁に通っては種類を問わず様々な本を読み漁った記憶があります。そこで数学の面白さに出会い、「続きを知りたい」という好奇心から数学科への進学を決めました。入学後、広大な図書館や本で名前を見た数学者を目の当たりにして、数学の世界が想像以上に広いことを知り、驚きと期待で胸が躍ったものです。好きなことを探すも究めるもよし、九州大学には好奇心のタネがそこかしこに転がっています。あなただけの素敵なタネがきっと見つかることでしょう。地域名ガジャマダ大学大学院工学研究科サムラトランギ大学水産海洋科学学部スラナリー工科大学理学部・工学部アジア大連理工大学ダラット大学生物学部ビズップ・ヌイバ国立公園蔚山科学技術大学校理学部等物理学科の中には、様々な情報技術を支える基礎理論を扱う情報理学コースがあります。私はその中で、情報経済学という、情報学の観点から経済活動を解析する分野の研究を行っていました。このようなコースが物理学科にあるのは不思議に感じるかもしれませんが、宇宙を支配する物理法則と現代社会を支配する情報技術、どちらも根底にあるものは同じです。古代から続く物理学の知識を携えて時代の最先端を走る情報学を研究する。そんなロマンを感じながら、無限の選択肢を与えてくれる環境の中で、あなたの本当にやりたいことを発見してください。私は小さい頃に経験した台風や大雨・地震がきっかけで、「自然現象を幅広く学びたい!」と思い、地球惑星科学科(通称:地惑)に入学しました。その想いは今でも変わらず、修士課程まで火山の研究をした後、現在は気象庁で火山に関する業務に携わっています。九大地惑の魅力は、マントルから宇宙まで地球惑星科学を幅広く勉強できることはもちろん、何よりも数多くのフィールドワークや実験を経験できることです。皆さんも九大地惑に入学して、五感を大いに働かせながら、私たちが生きる地球・宇宙について学んでみませんか?皆さんが充実した大学生活を送れることを願っています。学部時代は生物科学に特に興味はなかったのですが、恩師の杉山博之教授と出会い、学部4年から修士、博士課程を通じ、科学の面白さ、重要さ、難しさ、また科学は文化の1つであることも教えていただき、研究者としての素晴らしいスタートダッシュをさせていただきました。その後MITで利根川進教授の元で6年間修行を行い、現在、記憶学習の神経回路メカニズムの研究をするための研究室をアメリカの大学で主宰しています。地域名終結相手機関名ガーナ大学理学部アフリカヨハネスブルグ大学理学部メノフィーヤ大学理学部   ヨーロッパケンブリッジ大学材料科学科北アメリカオレゴン州立大学理学部、農学部南アメリカミーナスジュライシス連邦大学地球科学部ブラジル国および地域ガーナ南アフリカエジプトアメリカ後藤 輝一(奈良県立平城高等学校)田坪 大来(福岡県立福岡中央高等学校)松坂 俊輝(長崎県立五島高等学校)和田 凌司(福岡県立福岡高等学校)安仁屋 智(熊本県立熊本高等学校)北村 貴司(報徳学園高等学校)卒業生からのメッセージ

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