九州大学 大学院薬学府・薬学部 2023
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大学院薬学府・薬学部の教育・研究体制学科3両学科の定員等薬学部教育年限創薬科学科4年臨床薬学科6年総合薬学科(4年制)改正前薬学部「創薬科学科」と「臨床薬学科」の2学科制九州大学の「学府・研究院制度」薬学府̶大学院生̶(教育組織)薬学部̶学部学生̶(教育組織)学位(学士)薬剤師国家試験受験資格創薬科学薬  学卒業により得られる創薬科学科(4年制)臨床薬学科(6年制)現行薬学部薬学研究院̶教員̶(研究組織)なし 九州大学薬学部は、昭和25年に九州大学医学部薬学科として発足し、昭和39年に薬学部として独立しました。その後現在に至るまで様々な変遷を続け、大学院重点化(大学院に、より重点をおいて、教育研究組織を構成すること)に伴い、平成12年度からは、薬学部・薬学府・薬学研究院の3つの組織からなる体制に改められました。これは、九州大学が全国で初めて導入した「学府・大学院制度」、すなわち、大学院の教育研究組織である「研究科」を、大学院の研究組織としての「学府」(Graduate School)と、教員の所属する研究組織である「研究院」(Faculty)とに分離し、相互の柔軟な連携を図るための制度です。この制度改革により、薬学府の大学院生を薬学研究院のみならず他の研究院(例えば医学研究院や理学研究院)の教員が共同して指導する 学校教育法および薬剤師法の一部改正に伴い、平成18年度から薬剤師養成教育が従来の4年制から6年制へと変わりました。九州大学薬学部は、総合薬学科1学科制で、学部教育を行っていましたが、この制度的改正を受けて、創薬に関わる研究者を養成すことができ、従来の学問分野を超えた次世代の先端的・学際的研究者を育成し輩出することを目指しています。る教育年限4年の「創薬科学科」と、実務能力の高い薬剤師を養成する教育年限6年の「臨床薬学科」の2学科制に学部教育課程を改組しました。薬剤師国家試験の受験資格は、6年制の「臨床薬学科」の卒業生に与えられます。定 員49名30名

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