三重大学 生物資源学部・大学院 生物資源学研究科 学部案内2019
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●大正10(1921) 三重高等農林学校設置●昭和24(1949) 三重大学農学部(農学科、農業土木学科、林学科、農産製造学科)設置附属施設として農学部附属農場および演習林を設置(前身学校は、三重農林専門学校)●昭和42(1972) 三重県立大学から水産学部を移管し、水産学部を設立●昭和62(1987) 生物資源学部(生物資源学科)設置(農学部、水産学部を統合改組)生物資源学部附属農場、同附属演習林、同附属水産実験所、同附属練習船勢水丸設置●平成3(1991) 大学院生物資源学研究科博士課程設置●平成12(2000) 生物資源学部資源循環学科、共生環境学科生物圏生命科学科設置(生物資源学科を改組)●平成14(2002) 生物資源学部附属紀伊・黒潮生命地域フィールドサイエンスセンター設置(生物資源学部附属農場同附属演習林、同附属水産実験所を改組)●平成18(2006) 大学院大学化にともない、大学院生物資源学研究科に改組●平成29(2017) 生物資源学部生物圏生命化学科・海洋生物資源学科設置(生物圏生命科学科を廃止)タイムマシーン「三翠会館」へようこそキャンパス内にある三翠会館。その庭園である三翠園に植えられた木々の緑と、白亜の外観が美しいコントラストを生み出しています。この建物は、三重大学の母体である三重高等農林学校の開校10周年記念事業として昭和11年に建築。建物は木造で、2階部分の正面中央は正面性を強調した切妻破風、平屋部分は西切妻造東入母屋造とユニークな構成。細部に幾何学的形態の装飾が施されている部分もあり、当時の建物の特徴を垣間見ることができます。また、記念事業の際に植えられたポンドサイプレスという木は県内唯一とも言われており、70年以上の間、キャンパスを見守ってきました。三翠会館は、簡潔な意匠による経済的で技術的にも容易な様式体系が用いられています。そのため、昭和戦前期に建てられた、地方の木造公共建築の特色をよく留めていることから、平成14年に国の登録有形文化財に指定され、開学50周年記念事業の一環として、「歴史から学べる記念館」をコンセプトに大改修工事を竣工。できる限り当初材を再利用し、建材を替える場合も形式・工法ともに当時の方法を踏襲しました。館内には農林学校時代から現代にいたるまでの、あらゆるものが並び、当時の学生には懐かしい思い出を、今の学生には新鮮な驚きを与えてくれます。columnレーモンドホール三重大学の源流の一つ、三重県立大学の附属図書館として1951年に建築され、その後現在地に移築されたものです。木造平屋建で、緩やかな軒出の深い鉄板葺切妻造の屋根を架けています。平面は平側が12尺×7間、妻側が15尺×2間の単純な矩形平面です。室内には柱・棟木・地棟・母屋・垂木・火打梁などの最小限の丸太材で構成される架構がそのままあらわれ、強い秩序を生み出しています。本学では、その歴史に関わる記念建造物として、保存設計者アントニン・レーモンドにちなんで、レーモンドホールと改称され、三翠会館に続く二つ目の登録有形文化財となっています。生物資源学部ヒストリーcolumn06Faculty of Bioresources 2019

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