三重大学 人文学部 文化学科 法律経済学科 2020
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法律経済学科法律経済学科柔軟な発想と行動力を養い、現代の課題を解決に導く社会のリーダーを目指して。法律経済学科では、各領域の体系的学習と領域間の横断的学習の実現を目標とします。法律、政治、経済、経営の各領域は、社会において密接な関係にありながらも、学問としては、それぞれ独自の体系を持っています。各領域内における根本原理を踏まえ、発展的な問題を探求していく、いわばタテの方向と、各領域間の相互関連性を理解する、いわばヨコの方向との融合があって、初めて社会問題の真相に迫ることができるのです。本学科では、大きく法政コースと現代経済コースに分けて、さらにそれぞれのコースで、統治プログラムと生活法プログラム、地域経済プログラムと企業経営プログラムに細分化し、体系的学習を可能としています。それぞれのプログラム、コースの履修モデルにしたがって授業選択をすることで、体系的学習が可能になります。カリキュラムの流れ●法政コース  統治システム履修プログラム  生活法システム履修プログラム●現代経済コース  地域経済履修プログラム  企業経営履修プログラム専門PBLセミナー(1年生後期・2年生前期)各教員の提示する課題について、少人数のグループで学習と発表を行う授業です。参加学生は、法律・政治・経済の諸分野を横断するかたちで構成された6つの科目群(ユニット)の中から2つを履修します。専門としたい分野を絞り込むとともに、討論の仕方や意見集約の方法を身につけます。演習/ゼミ(3年生)3年次に行われる小規模な授業です。これまでに学習してきたなかで最も関心のあるテーマについて、深く掘り下げて勉強します。また、4年次の卒業論文執筆にあたっては、ゼミの担当教員による指導を受けなければなりません。ゼミは、他の授業とは別格のものです。法律経済学科で学べる専門分野法学や政治学といった学問分野を中心に学び、法律や行政・政治に関する知識、リーガルマインド(法的思考力)、政策立案能力を身につけます。そして、複雑化する現代社会において生じる様々な問題に対し、的確な判断を下し、解決策を提案できる力を養います。目標リーガルマインドを兼ね備えた企業人としてビジネスの世界に適応する力を養うことはもちろんのこと、国内外の統治システムを学ぶことにより、国家・地方公務員やその他の行政スタッフとして活躍する道が開かれます。統治システムや日常生活に関わる法分野を体系的に学び、法曹(裁判官、弁護士、検察官)への道に進むための基礎的な知識、思考能力を養います。毎年、法科大学院を含む大学院進学者や公務員を出しています。目標経済のしくみを理解し、現実の経済現象を分析する力、および、地域の経済問題に対する解決策提言能力を身につけることで、的確な公共政策を実行できる国家・地方公務員として活躍する道が開かれます。これらの能力を養うことに加えて企業経営に必要な基礎理論を習得することで、変化の激しいビジネス界において、企業人としてそれに対応できる応用能力を発揮することを可能にします。経済学や経営学といった学問分野を中心に学び、経済や経営の基本的な仕組みを理解することで、未来を切り拓き、現代社会で通用する専門性を身につけます。日本経済の歴史やグローバル化する経済の現状に関する幅広い知識、企業経営の原理、組織運営のノウハウ、マーケティングの手法など、企業人として活躍するために必要な知識と能力を養います。■法政コース■現代経済コース10

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