三重大学 教育学部 2020 学部案内
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●大学院教育学研究科 教育科学専攻●大学院教育学研究科 教職実践高度化専攻教育科学専攻は、人間の発達及び教育に関する高度な専門的研究を進めるとともに、教育現場における諸課題の解決にリーダーシップを発揮できる人間性豊かな教員の養成のための高度な教育・研究を行うことを目的とします。教職実践高度化専攻(教職大学院)は、三重県における喫緊の教育課題に取り組むため、学校を変える推進者としてのスクールリーダー及び将来的に地域教育を支えるミドルリーダーとなる資質・力量のある新人教員を養成することを目的としています。現職教員を対象とする「学校経営力開発コース」と、学部新卒者等を対象とする「教育実践力開発コース」の2コースから構成されており、コース合同で授業を行うことで、現職教員学生と学部新卒学生等が相互に刺激し学び合うことを重視しています。入学者受入れの方針(アドミッション・ポリシー)◎現職教員:学級・学校経営、学習指導方法の開発・改善、生徒指導・教育相談、教育課程、教師教育等における様々な今日的課題を解決するために、確かな指導理論の構築を目指し、より高度な実践力と応用力を身につけたい教員。特に、学校現場での経験に基づき、教職大学院での明確な研修テーマや課題を持ち、それらを協働で解決し、学校や地域において指導的役割(スクールリーダー)として将来活躍できる教員。◎学部新卒者等:大学院修了後、学校教員を目指し、学級・学校経営、学習指導方法の開発・改善、生徒指導・教育相談、教育課程、教師教育等における様々な今日的課題に強い関心があり、学校現場での実習や現職教員学生との協働により、教職に関する実践的な専門性や高度な実践力を身につけたい人。◎特に、次の3点を入学者に求めています。 【探究】学校・地域の教育課題をより広い視野で探究できる人 【協働】より柔軟な発想で協働的に学び続けることができる人 【創造】地域の教育の未来を創造することに強い思いを有している人入学者受入れの方針(アドミッション・ポリシー)◎教育に強い関心を持ち、その専門的研究を進めていくための意欲と素養を有している。◎将来、教育の分野において専門の職業人を目指している。◎現場での経験を有する者については、現場での経験を基に、専門的な研究を進める意欲がある。学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)◎児童・生徒の実態や教育諸問題の理解に必要な教育学および専攻する領域・分野の専門的知識を修得している。◎専攻する領域・分野に関する教育課題について理論的・実践的研究能力を身につけている。◎異文化・多世代の人と協働することや、省察的実践の意義を理解することができる。◎自律性をもった専門的職業人として、継続的に理論的・実践的研究に取り組むことができる。教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)三重大学大学院教育学研究科教育科学専攻は、教育に関する高度専門職業人を育成することを目的とし、以下の3つの授業科目群を並列・積み上げ型に配置し、専攻領域における深い研鑽と教育に関する幅広い学修との往還を重視したカリキュラムを策定する。●専攻共通科目群 ●教育領域共通科目群 ●教育領域専門科目群進路状況(2019年度現在)●より専門的な知識を求めて学校教育における高度な能力の獲得を目的として設置され、学部卒業生だけでなく、多くの現職教員の方々が学んでいます。平成29年度より教育科学専攻と教職実践高度化専攻(教職大学院)の2つの専攻になりました。今後は教職実践高度化専攻へ完全移行することを計画しています。大学院で学ぶ進学大学院の構成(修士課程 1専攻5教育領域)学校教育領域学校教育特別支援教育領域特別支援教育人文・社会系教育領域国語教育学、国語学、国文学、書道、社会科教育、歴史・思想学、地域科学、英語科教育、英語学、英米文学理数・生活系教育領域数学科教育、代数学、幾何学、解析学、応用数学、理科教育、物理学、化学、生物学、地学、技術科教育、技術学、家庭科教育、家政学芸術・スポーツ系教育領域音楽科教育、器楽、作曲・指揮法、美術科教育、美術、保健体育科教育、体育・スポーツ学、運動学、学校保健教育科学専攻理念・目的理念・目的ポリシーポリシー学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)◎児童・生徒の実態や教育諸問題の理解に必要な専門的知識を修得している。◎専攻する領域・分野に関する教育課題について理論的・実践的研究能力を身につけている。◎異文化・多世代の人と協働することや、省察的実践の意義を理解することができる。◎高度専門職業人として、継続的に理論的・実践的研究に取り組むことができる。24FACULTY OF EDUCATION 2020

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