三重大学 2021大学案内
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目的活動紹介伊勢志摩サテライト北勢サテライト健康福祉システム開発研究会今後益々進む超高齢社会で、高齢者が肉体的にも精神的にも健康に生活できるよう支援するシステムの実現を目指し、課題抽出から社会実装まで、企業や自治体との産学官連携による研究開発を行います。学生は本研究会の中で研究内容を発表したり、実際に福祉施設の現場を視察したりしながら、関係者との質疑応答や活発な意見交換を通じて、それぞれが社会課題について考えるとともに、研究の発展に向けた知見を得る機会となっています。福祉関係者との意見交換伊賀サテライト古文書の現地調査伊賀サテライトでは、大学院人文社会科学研究科の忍者学コースの大学院生たちと、忍者史料に関する現地調査を行っています。学生は、大切な史料をお預かりする場に立ち会い、その後調査などを行っています。今後、教員と協力して目録作成を進めていく予定です。古文書のコピーを読む通常のゼミとは異なり、現物の史料を調べたり子孫の方の話を伺ったりすることは、悠久の歴史が間近に感じられ、学生にとって、貴重な体験となっています。調査中の古文書海女を語るガイドシナリオ作成プロジェクト鳥羽市教育委員会との連携事業で、伊勢志摩地域を象徴する文化の一つである「海女文化」の価値と魅力をわかりやすく伝えることを目的として、学生6名が鳥羽市立海の博物館の展示説明用シナリオの作成を行いました。海女文化の中でも特徴的な、「男女の分業」「衣服・装備」「信仰」等のテーマについて、現役の海女さんに話を聞いたり、博物館所蔵の関連資料を参考にしたりしながら、人に伝える技法も学びつつシナリオを完成させました。海の博物館の展示見学東紀州サテライト自然環境リテラシー学の取り組み自然環境リテラシー学は、三重県や尾鷲市「紀北町、南伊勢町」の後援のもと、生物資源学部共生環境学科で開講されている実習形式(集中講義+アウトドア実習)の授業です。東紀州産業振興学舎などを拠点に行われる現地実習を通して、「三重県の自然環境を体験的・実感的に学び、その知識や技能を習得し、持続的に保護し、責任のある行動をとれる人となること」、「自然災害を生き抜く力を育成すること」を目的に実施されています。現地実習の様子PickUP教育研究機能の強化を通じた地域創生への貢献教育研究の実践・成果の社会還元地域の課題解決に向けた共同研究・プロジェクト・インターンシップの実施地域創生への貢献「社会貢献への意識」「実践力」の修得「実践的研究力」「実践的教育力」の向上各学部教育での「専門の修得」各研究科等での「研究力の修得」教育活動研究活動地域貢献型人材の育成地域課題の解決(地域サテライト)教育・研究(学内)教育研究力の向上(教員)--------------------実践力の修得(学生)8

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