三重大学医学部の歴史は、昭和19年に津市立病三重県における唯一の医師養成機関として三重県の地域医療の維持・向上に取り組んでいます。本学におけ医学科第4学年の後期から第6学年の前期まではMie University Hospital院を母体として設立された三重県立医学専門学校から始まります。その後、三重県立医科大学、さらに国立三重大学医学部へと移管されました。そして、平成24年1月新しい附属病院の運用が始まりました。新病院は、21世紀の新しい医学・医療を担う病院として、また、これまで通り三重県における最高の医療を提供する病院として、さらに、三重県内唯一の医療・医学研究を担う人材を養成する医育機関として、最先端の設備と優秀な臨床医・指導医を擁しています。Community-based Health Profession Educationる教育統括組織である医学・看護学教育センターが中心になって、県、市町、地域病院、地域コミュニティと協力して、さまざまな特色ある地域基盤型保健医療教育を実践しています。International Medical Students臨床実習(クリニカルクラークシップ)の期間になります。附属病院や地域の病院で指導医・研修医とともに医療チームの一員として診療に参加します。本学の臨床実習には、海外協定校からの医学部学生・研修医・医師が参加することもあります。これらの外国人医学生・医師とともに学ぶ機会が多いことも三重大学医学部での教育の特色です。 三重大学には、実習や課外活動で英語コミュニケーション力や専門医学英語力を試すたくさんの機会があります。外国からの学生達が日本の文化や生活に慣れ親しめるようサポートを行う学生グループの活動も活発で、将来それぞれの国で医師となる学生同士が深い友情と相互理解を深めることが出来ます。三重大学医学部附属病院地域と連携した地域基盤型保健医療教育海外からの交換学生受入れ
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