三重大学 生物資源学部・大学院 生物資源学研究科 学部案内2022
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大学院生物資源学研究科2年間(修士)20生物資源学部を卒業する学生の30〜40%は、大学院(生物資源学研究科)に進学して、さらに研究を続けています。卒業研究に取り組める時間は、長くても1年少ししかありません。より専門的な知識を習得しながら、問題点を探し、それを自分で解決するのは大学院でのひとつの醍醐味といえるでしょう。研究者を目指す人は、「博士号」を有していることが最近ではほぼ条件になっています。自分の進路選択のひとつとして、大学院という道も検討してみてはどうでしょうか。資源循環学科共生環境学科生物圏生命化学科海洋生物資源学科大学院生物資源学研究科博士前期課程資源循環学専攻共生環境学専攻生物圏生命科学専攻●生命機能化学講座●海洋生命分子化学講座●海洋生物学講座連携大学院大学院生物資源学研究科博士後期課程資源循環学専攻共生環境学専攻生物圏生命科学専攻●農業生物学講座●森林資源環境学講座●国際・地域資源学講座●地球環境学講座●環境情報システム工学講座●農業土木学講座●国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 野菜花き研究部門●国立研究開発法人森林研究・整備機構 森林総合研究所●国立研究開発法人水産研究・教育機構 水産技術研究所●太陽化学株式会社●資源循環システム科学講座●国際資源循環科学講座●気象・地球システム学講座●環境・生産科学講座●応用生命化学講座●海洋生物科学講座海外の大学との交流事業と国際関連コース現在、三重大学は110を超える数の世界中の大学や学部・研究科と交流協定を結んでおり、留学生の交換や研究・教育交流を盛んに行っています。これらの交流協定のもと、毎年たくさんの海外からの学生が生物資源学研究科/学部に留学し、農林水産業や環境に関する新しい技術や理論を学んでいます。また、選択科目の中で英語で学べる科目が提供されており、グローバルな視点を持って地域社会で活躍できる専門知識や実践力を身につけることができます。二つの学位が同時に取れる大学院プログラム大学院生物資源学研究科はインドネシアにあるスリウィジャヤ大学(パレンバン市)とパジャジャラン大学(バンドン市)の両大学院との間でそれぞれ、総合的食料生産・管理計画学と持続的地域発展・保全学のダブルディグリー修士プログラムを実施しています。博士前期課程1年次はインドネシアにおいて講義受講を、2年次は日本において研究を実施し、両研究科が行う修士論文の審査および最終試験に合格するとプログラム修了証書ならびに三重大学とインドネシアの大学からの二つの修士の学位が同時に授与されます。講義や研究指導はすべて英語で行われるので高い語学力が必要ですが、短期間で生物資源にかかわる高度な内容の専門知識の習得と実践力を身につけることが可能となるので大変人気のあるプログラムです。現在はインドネシアからの入学生が主ですが、今後は日本人学生の入学が増えることを希望しています。学部から大学院まで通すキャリア形成国際交流4年間(学士)学部大学院3年間(博士)生物資源学部大学院生物資源学研究科

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