将来のVISION進学・就職状況教育学部でめざす主な進路大学院で学ぶ教職支援センター教員養成支援部門の教採サポート教員採用試験は年々多様化しており人物重視の傾向が続いています。そのためどの自治体も面接を重視する試験を実施しており、私たちはそのための対策を行っています。具体的には、教育学部同窓会・父母連絡会の支援を得て教職教養と小学校専門のDVD講座をはじめ、個人面接、集団面接、集団討論対策セミナーや小学校受験者のために体育実技や音楽実技の講習会も実施しています。特に集団面接や集団討論は事前の対策が必須で多くの学生が参加しています。幼稚園・保育園対策講座や出願指導も専門家を招聘し個別指導を行っています。また、教員採用試験にかかる情報を広く収集するとともに、学生の教職への疑問に答えるなどの相談を通してサポートに当たっています。大学院教育学研究科は、令和3年度から教職実践高度化専攻(教職大学院)に一本化した大学院となりました。教職大学院は、三重県における喫緊の教育課題に取り組むため、学校を変える推進者としてのスクールリーダー及び将来的に地域教育を支えるミドルリーダーとなる資質・力量のある新人教員を養成することを目的としています。「学校経営力開発コース」と「教育実践力開発コース」の2コースから構成されており、コース合同で授業を行うことで、現職教員学生と学部新卒学生等が相互に刺激し学び合うことを重視しています。専攻コース(分野)学校経営力開発教育実践力開発(経営力開発)(学習開発)(教科教育高度化)(特別支援教育)教職実践高度化専攻(教職大学院)大学院教育学研究科大学院教育学研究科教職大学院 教育実践力開発コース2年学校教育教員養成課程 技術・ものづくり教育コース4年理論と実践の融合をめざして素敵な教師をめざして教育学部は一つひとつのコースの人数が少ないため、同期だけではなくコース全体のつながりが深いことが特徴です。私が所属する技術・ものづくり教育コースでは、実地研究基礎やゼミでの活動を通して、子どもたちと関わる機会が多くあります。自分たちで子どもたちが参加する活動を企画・運営するため、教師として働く前に貴重な経験ができたり、子どもと直接ふれ合ったりすることで、大学の中だけではできないような成長ができます。教師になるためにはとても得るものが多い環境なので、私も素敵な先生になるという夢に向かって日々いろいろなことに取り組むことができています。受験生の皆さんも夢に向かって頑張っていきましょう。私は、「このまま教壇に立っていいのか」という不安があり、教職についての専門的知識を得るべく、そして実践力をつけるべく教職大学院に進学しました。教職大学院には「長期実習」と呼ばれる様々な実習や、少人数グループでの問題解決型の授業や演習が多く設けられています。教職大学院の魅力は、教職経験の差を活かした学びができることです。豊富な経験を持つ現職教員学生と、新鮮な考えを持つ学部新卒学生、両者が交わることで互いに刺激しあい、学びあっています。修了後は、ここで学んだことを現場に還元し、子どもたちによりよい教育を提供できる即戦力となれるよう、日々努力していきます。教師になる高い志がある人に教職大学院はとてもオススメです。学生からのメッセージ60.2%58.9%100%柔軟なサポートで学生を支援就職希望者に対する就職内定率教育学部全体の就職率大学院進学者と保育士を母数から除いた率学校教育教員養成課程の学生の教員就職率就職者の6割近くが、教員として就職近年、全国的に教員採用数が増えてきています。講師への需要も高く、卒業生も教育の現場での就職が可能で、教員免許が必修の学校教育教員養成 課程の学生は約6割が教員となっています。 教員以外では公務員や一般企業への内定が決まり、教育学部卒業生の全員が就職しています。『三重大学概要2020』資料編・令和元年度就職状況より教育学部 進学・就職状況/大学院で学ぶ/VOICE26
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