入学を待っています。教師を目指す皆さんの「数学科教育法」のノートです。先生とゼミ生たち教師になろう！さあ、一緒に楽しもう！08FACULTY OF EDUCATION 2023学校教育教員養成課程川向 洋之 教授かわむこう ひろゆき【担当科目】解析学要論、代数学概論など【専門分野】解析学、可積分系取得できる免許学生の声代数学解析学幾何学応用数学数学教育学募集人員ここで数学を勉強しませんか。教員採用試験の合格率も良好です。少人数ならではの縦と横のつながりが強く、にぎやかな雰囲気が特徴です。成績評価の厳しい先生が多く、試験前に学生は猛勉強をします。宿題の量も多いですが、分からない問題があってもみんなで助け合い、先生も親切に面倒を見てくれますから、数学の実力を伸ばせます。教員の声みなさんは高速道路の進入路の形を気にしたことはありますか？一見すると、単なる“円弧”のように見えますが、実は、スムーズなハンドル操作を可能にするため、部分的に“クロソイド曲線”と呼ばれる曲線が使われています。さて、少々前置きが長くなりましたが、この例だけでなく、私たちの身の周り（例えばスマホ、車の形、天気予報やウイルス感染など）にはたくさんの“数学”が隠れています。ですので“数学”を理解し、それを発展させていく力が必要となるでしょう。数学教育コースではそのような力を養い、それを伝えられる人材の育成を目指しています。中高の数学の教員を目指す人、算数に興味のある小学校教員を目指す人はぜひ、来てください。初等教育選修は小学校、中等教育選修は中学校（数学）の免許を取得します。どちらの選修の学生も、必要な単位を取得すれば両免許を取得できます。また必要な単位を取得して高校（数学）の免許を取得できます。さらに必要な単位を取得して高校（情報）の免許が取得できるように配慮されています。方程式の話は高校までで終了、ではない。これは終わりのない物語です。この物語を読み解く過程で「群」や「ベクトル空間」などの重要性がわかってきました。こういうものも含めて方程式とその周辺を研究するのが代数という分野です。自然現象を科学的に理解しようとしたとき、高度な微分積分の知識が必要となります。このため、微分積分学を多変数に拡張したもの、変数の範囲を複素数に広げたもの、より一般的な関数も扱える積分論などを学生が学んでいます。幾何というと皆さんは直線、図形、三角形、丸、楕円などを思い浮かべるのではないでしょうか。黒板の上では、私たちが普通に考えるものですね。では、地球上、つまり曲った面の上での直線、三角形、丸とは何なのでしょうか。一緒に考えてみませんか。確率論・統計学では、高校で学んだ確率の考え方を深化させた公理的確率論と、その応用であるデータ解析・数理統計学を学びます。コンピュータ科目では、プログラミングの基礎から応用まで学び、論理的思考力や問題解決力を高めます。学校現場における算数・数学教育の現状と課題を見つめ、教材の開発や指導原理の考察、指導事例の検討、評価のあり方など、算数・数学教育の「目的・内容・方法」を理論的・実践的に探究します。大学入学後の数学が、それまで習ってきたものとまったく違っていたので大変に驚きました。講義内容が難しく、私を含め、多くの人が不安な気持ちで一杯になったと思います。しかし、このコースでは先生方や先輩方とのコミュニケーションが取りやすく、質問しやすい雰囲気もあったため、皆、だんだんと楽しく学べるようになった感じがします。また、授業の一環として近隣の小学校で先生のお手伝いをしたり、社会福祉施設で施設の方、入居者の方と交流を深めたりして、これまでの勉強とは違う学びをすることができたことも印象的でした。さらに、授業を通じて教える力も身につくので、教員を志す私たちにとって有意義な時間を過ごすことができるコースだと思います。初等教育選修（前期11名）、中等教育選修（前期10名）4年間をかけて数学を系統的に学びます。また近隣の小中学校で児童や生徒とふれあったり、現職の先生のお話を聴いたりして、教師としての実践的な指導方法も学びます。久野 桜佳さんくの おうか明るく元気に、そして楽しく数学を勉強したい小中高の教員志望の人に向いているコースです数学教育コース
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