三重大学 教育学部 2023学部案内
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学生たちが製作したペープサート未就園児の会での絵本の読み聞かせの様子幼稚園での初めての実地観察附属幼稚園の園庭学校教育教員養成課程富田 昌平 教授とみた しょうへい【担当科目】子ども理解の理論と実践、子どもの理解と援助、子ども家庭支援の心理学など【専門分野】幼児心理学、保育学取得できる免許幼児教育学幼児心理学学生の声保育内容研究FACULTY OF EDUCATION 2023募集人員前期10名17自ら育とうとする子どもの遊びを通した育ちや学びを大切にする乳幼児期の教育・保育について学びます。子どもを取り巻く環境や保育者の役割について、社会、歴史、文化等、様々な視点から考えます。乳幼児期の子どもの心身の発達と発達的視点に基づく保育方法について学びます。子どもの発達プロセスについて知ることは、子どもの本当の思いに気づき、遊びを通して子どもの力を伸ばすことに繋がります。この世界は大人にとっては「あたりまえ」のものであふれているかもしれませんが、幼い子どもにとってはそうではありません。子どもは身近な環境にあるモノやコトに興味を示し、驚いたり不思議がったりしながら主体的にかかわり、そして、遊びへとふくらませ、遊びを通して様々なことを学んでいきます。子どものそばにいる保育者が適切なかかわりをすれば、その学びはよりいっそう意味のあるものとなります。本コースの4年間の学びでは、まず、保育者に必要な幅広い教養と基礎知識を身に付け(1年次)、次に、保育の基礎理論を学び、保育参加を通して保育技能を磨いていきます(2年次)。さらに、理論をふまえた保育実践を自らが展開することを通して専門性を高め(3年次)、最後に、自らの保育実践を持ち寄り、理論と照らし合わせつつ対話を重ねることで専門性を深めます(4年次)。教員の声幼児教育コースでは、幼児教育学、幼児心理学、保育内容のほか、福祉学、小児保健学・栄養学など、子どもの乳幼児期に関する理論や実践等の学習を通して乳幼児の望ましい成長・発達について体系的に学ぶことを目的としています。入学後、基礎から専門へ、学ぶ主体である学生の学習の興味や関心にそってカリキュラムが構成され、4年間で必要とされる幼児教育・保育に関する学習内容を履修できるようになっています。また、附属幼稚園や近隣の幼稚園・保育園等との連携に基づく豊富な体験と学内での理論的・実践的な学びとの往還を通して、高度な専門性を得ることができます。少人数ですが、タテとヨコのつながりを密にしながら、4年間楽しく学びましょう。乳幼児の発達に基づいた保育内容(人間関係、言葉、表現、健康、環境)と保育計画について学びます。具体的な実践や事例から知識や技能を習得するとともに、保育の指導・援助のあり方について考えを深めます。幼児教育コースでは、座学的な専門的な授業だけでなく実際に附属幼稚園や保育所に行ったりして、実践的な経験もすることできます。このように、座学的な授業と実践的な授業を通して保育についての様々なことを学ぶことができます。そして、保育について深い関心を持ち、子どもと共に生きる喜びを感じられるようになることができます。また、製作などの活動も行い、技術的な技能も習得することができ、実際に先生になった時に役立てることができると思います。10人という少ない人数ですが、その少なさを生かして、コースの子みんなで協力して様々な活動に取り組み乗り越えることができます。そして、何と言ってもみんな仲良しで、コースの子たち一体となって楽しく保育について学ぶことができます。ぜひ一緒に楽しく保育について学びましょう!幼稚園の免許と保育士資格を取得します。必要な単位を取得すれば、小学校の免許も取得できます。 子どもを大切に思い、その幸せを願い、そして彼らがたくましく生きるための根っこの力を育てる。幼児教育コースでは、子どもを主体とした保育・幼児教育の専門家を育てます。増田 圭純さんますだ かすみ 環境とかかわり主体的に遊ぶ子どもを育てるために幼児教育コース

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