三重大学 教育学部 2023学部案内
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国語教育コース 2019年卒業社会科教育コース 2018年卒業数学教育コース 2021年卒業理科教育コース 2015年卒業大学院(理数・生活専修) 2017年修了Q.所属したコースを選んだ理由を教えA.中学生の頃から「中学校の国語の先生になりたい」と思っていたからです。小学校高学年の時の授業がきっかけで国語が好きになりました。また、幼い頃から先生との出会いに恵まれ、中学生の時に「こんな先生になりたい」と思う先生に出会いました。これらのことから中学校の国語の先生を志すようになりました。Q.大学での一番の思い出は何ですか?A.3年次、4年次の教育実習です。初めて「先生」として子どもと接し、自分の未熟さを痛感したと同時に、「先生になりたい」という気持ちが一層強くなりました。教育実習の際に毎日書いた日誌は実習の時の気持ちを忘れないようにするためにも家のすぐ目につく場所に置いてあります。Q.社会に出た今、教育学部で学んだ専A.教育実習はもちろんのこと、1年次から実際の授業を参観するなど、4年間を通して実践的な学びができたことと、ご専門の先生方のもと、同期や先輩方、後輩の皆さんと国語科について様々な面から専門的なことを学べたこと、この二つが大きいと思っています。Q.高校生へのエールを一言お願いします。A.「今」というのは「過去」の積み重ねです。そして、「今」を積み重ねた結果が「未来」です。「未来の自分」を一番助けられるのは「今の自分」だと思います。未来の可能性を広げるのも狭めるのも自分次第です。ぜひ可能性を広げられるように頑張ってください。28FACULTY OF EDUCATION 2023てください。門知識の強みは何ですか?鈴鹿市立創徳中学校勤務Q.所属したコースを選んだ理由を教えてください。A.高校在学時、進路を選択するときに最も見知った職業として教員になることを志し、三重大学の教育学部に進学することを決めました。進路を決めた際、一番強く興味をもっていた社会科をさらに学びたいと思い、社会科教育コースを志望しました。Q.大学での一番の思い出は何ですか?A.ゼミの読書会です。各章ごとに1人ずつレジュメを作成し、発表することを通して、読み深める活動を行っていました。これは思考力を問われるもので、高校までの学習ではまったく経験しておらず、始めは惨憺たるものでした。何時間も延長や翌週にやり直しなどは日常茶飯事で非常に苦しいものでしたが、上手く発表できたときの達成感はこれまでの苦しさを忘れるほどでした。ここで得た思考力は現在の自分の核になっています。Q.社会に出た今、教育学部で学んだ専門知識の強みは何ですか?A.小・中学校の教育実習で得た学びが学校現場では大いに役立っています。教材研究の方法や授業の展開の仕方は、やはり座学だけでは実感として自分の身に定着しづらいので、実際に現場で働ける教育実習は現在の自分につながる貴重な体験でした。Q.高校生へのエールを一言お願いします。A.大学受験は人生における大きな選択になるかと思いますが、それで全てが決まるわけではありません。大学受験はゴールではなく目的のための過程です。自分は最初から強い希望があったわけではないですが、学び続けたことで新しい発見がありました。学び続けることを意識して頑張ってください。名古屋市立小碓小学校勤務Q.所属したコースを選んだ理由を教えてください。A.私は、子どもの頃から小学校が大好きで、子どもたちと関わる仕事がしたいと思っていました。高校生の時に、三重大学の教育学部に行って小学校の先生になりたいと思い、様々な教科の専門のコースがあることを知りました。そこで、高校の時に一番好きで面白いと思っていた教科が数学だったので、何か専門を極めるのなら、大学の4年間に数学をたくさん勉強して、算数に強みを持った小学校の先生になりたいと考えました。Q.大学での一番の思い出は何ですか?A.3年生の9月に行かせていただいた、大好きな母校での1ヶ月の教育実習です。  大学生活の中で一番濃く、かけがえのない時間でした。私は、子どもたちに何かを教えるだけでなく、真っ直ぐな子どもたちから、人として大切なことや素直な気持ちなど、たくさんのことを教えてもらいました。自分自身も共に成長していけること、毎日に数えきれないぐらいの驚きや感動が詰まっていることを知りました。そこからは本気で教員採用試験の勉強をし、辛い時も同じコースの仲間がいたから乗り越えることができました。今でもずっと、心強い仲間です。Q.社会に出た今、教育学部で学んだ専門知識の強みは何ですか?A.算数について特に研究し、どのように伝えたら子どもたちに分かりやすいか考えてきたので、実際に授業をしたり、分からない子に教えたりするときに役立っています。また、大学では何よりも子どもの立場に立って考えることの大切さを学んだので、子どもたちの話をうなずきながら真剣に聞いたり、悩み事を共有して一緒に考えたり、一緒になって遊んだりと、常に子どもの立場に立って考えるように意識し続けています。Q.高校生へのエールを一言お願いします。A.私は高校生のとき、将来やりたいことを決めるのにはまだ早いと思っていました。でも、自分と向き合って本当に好きなことを考え、明確な進路を選びました。今思えば、この道を選んでいて本当によかったと思います。夢があるから、大学の4年間の学びが全て楽しく真剣に取り組むことができたし、その先に必要な専門知識を学ぶことができました。あとで先生になりたいと思っても、違う進路を選んでいたらなれなかったかもしれません。また、ここで出会えた仲間や先生が大好きで、大人になってもいつでも三重大学が自分の心の居場所だと思って、心強く頑張れます。ぜひ、自分の一番好きなことを夢にして頑張ってほしいと思います。神戸小学校勤務鈴鹿市立Q.所属したコースを選んだ理由を教えA.中学生の時は、理科は好きでしたが、高校生の時に、分からないところが多すぎて苦手になりました。しかし、苦手なままで逃げ出したくなかったことと、中学生の時に楽しかった気持ちが忘れられなかったので、もう一度しっかり理科を学びなおしたくて理科教育コースを選びました。Q.大学での一番の思い出は何ですか?A.大学2年生の時に興味をもった、アリの研究を続けたことです。アリの生態について知ることはもちろん、新型アリ飼育容器「不思議の国のアリ巣」を開発して、学会発表やイベントに参加したことが思い出です。また、同期の女子が私を含め8人いたのですが、彼女たちと過ごした日々も大切な思い出です。在学中に、海外の学校現場を見学する機会があり、日本とは異なる教材などにとても刺激を受けたことも貴重な経験で、この経験が今の日本人学校での勤務につながっています。Q.社会に出た今、教育学部で学んだ専A.理科の知識などはもちろんのこと、実験の手順や方法など、細かい勉強ができたので、指導する側として生徒に伝える技術も向上したと思います。また、学生のときから小中学生を対象としたイベントにも参加したので、様々な角度から理科と関わることができることも強みです。Q.高校生へのエールを一言お願いします。A.私は、大学で勉強したことによって、苦手なものが職業につながり、興味のなかったことに興味をもつことができました。何が起こるか分からないのが人生です。今は夢が見つからなくても、日々の生活できっと何か目標が見つかると思います。日本国内だけでなく、世界に目を向けるきっかけになる研修などもあります。そんな素敵な環境が教育学部にはあります!ハンブルグ日本人学校 勤務(亀山市立中部中学校所属)てください。門知識の強みは何ですか?市川健人さん 重本 健司さん松本理沙さん岡﨑こころさん活躍する卒業生の声*VOICE*

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