三重大学 教育学部 2023学部案内
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活躍する卒業生の声中谷紗也さん29音楽教育コース 2011年卒業 家政教育コース 2020年卒業 英語教育コース 2014年卒業学校教育コース 2021年卒業Q.所属したコースを選んだ理由を教えA.私は中学時代の部活動をきっかけに音楽に没頭する学生時代を過ごしました。その中で音楽の素晴らしさを伝えられる仕事はきっと楽しいはず、そう考えたのが音楽教員を目指すきっかけです。三重大学ではピアノ、声楽など音楽教育に必要な幅広い専門技術を学ぶ事ができ、さらに教育関係の知識も得られることが魅力的で志望しました。Q.大学での一番の思い出は何ですか?A.音楽科の卒業公演であるファイナルコンサートです。企画・運営・広報など全て学生で分担して行うため、演奏会開催の苦労を学ぶと共に、演奏を通して様々な方への感謝や思いを伝えることができました。四年間過ごした仲間との最後の演奏会、今でもふと思い出す瞬間です。Q.社会に出た今、教育学部で学んだ専A.高校教育では進路指導の際、様々な教科の知識や教育的観点が必要になる場面が多く、三重大学で学んだ教科教育法や一般教養がそういった場面での助けとなっています。特に生徒のカウンセリングや発達心理に関する部分は講義で学んだ知識が現場で非常に役立つことが多いです。Q.高校生へのエールを一言お願いします。A.教員という職業は生徒の成長に携われる喜びややりがいを我々にもたらしてくれます。そして、芸術は人生を豊かにする最高の分野です。芸術の世界で人生を歩みたい高校生の皆さんにとって三重大学は素晴らしい学び舎です。いつか共に仲間として現場に立てることを楽しみにしています。てください。門知識の強みは何ですか?三重県立神戸高等学校勤務Q.所属したコースを選んだ理由を教えてください。A.小さいときから人と話すことが大好きで、人と関わる仕事に就きたいと思っていたので教育学部に進みました。家庭科を選んだ理由は、衣食住や消費など生活に直結したことを学ぶことができるので、将来教員にならなかったとしても生活を豊かに送るための勉強になると思ったからです。Q.大学での一番の思い出は何ですか?A.大学2年生の時に三重短期大学と合同で行った地域連携事業です。大門商店街に1日限定カフェを開きました。店内のレイアウトを考えたり、チラシの作成やSNSで情報を拡散したりと、とても貴重な経験になりました。自分たちで考えて何かを成し遂げることの大変さや楽しさを学ぶことができました。Q.社会に出た今、教育学部で学んだ専門知識の強みは何ですか?A.教育実習や教育ボランティア、附属学校での公開授業など実際の教育現場で経験を積む機会や、学ぶ機会がたくさんあったことです。子どもたちと直にふれあうことでしか得られない知識や考え方を学ぶことができました。現場実習で得た知識は今でも授業作りや生徒指導で役立っています。Q.高校生へのエールを一言お願いします。A.悩んでいることがあれば「やってみよう」の精神で挑戦してみてください。失敗なんてありません。あるのはチャレンジしたかっこいい自分と大切な経験です。人生1度きり!全部楽しんだもん勝ち!みなさんの挑戦を応援しています。三重県立特別支援学校伊賀つばさ学園勤務Q.所属したコースを選んだ理由を教えてください。A.高校生の時に、バンクーバーに留学しました。その時から、英語の言語や文化について、大学でさらに勉強したいと思うようになり、英語教育コースを選びました。また、大学卒業後に、英語を活かした仕事に就きたかったので、先生になれる教育学部を選択しました。Q.大学での一番の思い出は何ですか?A.同期と一緒にさまざまな課題に取り組んだことです。課題が多く、大変なときもありましたが、ゼミ室で意見を交流し合ったり、教え合ったりして乗り越えることができました。今でも、同期の仲間は仕事のことを相談できる大切な存在です。Q.社会に出た今、教育学部で学んだ専門知識の強みは何ですか?A.卒業論文で、「小学生のリスニング能力を向上させるための取り組み」について、英語教育が先進的に進んでいた韓国と日本の教科書を比較して研究しました。自分が教職についてから、小学校3年生から英語が始まり、教科書の構成が研究したものと類似していたこともあり、大学で取り組んだことが現場に活きた気がしました。Q.高校生へのエールを一言お願いします。A.コロナ禍で大変な世の中ですが、夢を持って頑張ってほしいです。大学では、勉強はもちろんですが、仲間とのつながりができると思います!夏休みや春休みも長いので、その期間を利用して、留学や、さまざまな遊びにも挑戦できます。ぜひ、がんばってくださいね!北立誠小学校 勤務津市立Q.所属したコースを選んだ理由を教えてください。A.将来は小学校の先生になりたいと幼い頃から思っていました。教科にとらわれず「教育」について考え、学びを深められることに魅力を感じてこのコースを選びました。また、子どもの発達や心の問題、対人関係などにも興味があったため教育心理学専攻を選びました。Q.大学での一番の思い出は何ですか?A.「志摩実地研究」です。2泊3日で小学校に行き、授業をしました。ペアを組み、ねらいや題材から授業内容まで全て自分達で計画し、私たちは「アサーション」というコミュニケーションスキルに関わる授業をしました。こういった、教科の枠をこえた授業を実践できたことは学校教育コースの強みだと思います。Q.社会に出た今、教育学部で学んだ専門知識の強みは何ですか?A.様々な子どもがいると知ったことです。教育支援センター(適応指導教室)に通う子ども達と関わってたくさん話や活動をしたり、授業で事例を扱ったりする中で「友達とうまくいかない」「自分を出せない」その背景には何があるのだろうと考えました。一人ひとり違った背景を持っていることを知り、子どもをとらえる視点が広がりました。Q.高校生へのエールを一言お願いします。A.大学生活、とっても楽しいです!学部やサークル、アルバイトなどでの様々な人との出会い、大学祭や教育実習などの今までにはなかった経験。コロナ禍で例年通りにはいかないことも多々ありますが、それでも形を変えて必ず出会いや経験はあります。つらいコロナ禍を経験してきたからこそ得られる強さがあると思います。応援しています!FACULTY OF EDUCATION 2023伊賀市立久米小学校 勤務保々武志さん伊藤由理子さん谷中愛梨さん

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