三重大学 生物資源学部・大学院 生物資源学研究科 学部案内2023
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■■■■р紀伊・黒潮生命地域フィールドサイエンスセンター(農場、演習林、水産実験所)、そして東海・北陸・近畿地方の国立大学の中では唯一の練習船(勢水丸)を所有し、生物資源学部は35年ほど前、 当時の農学部と水産学部の統合により発足した全国にないユニークな学部です。大学院の博士課程を大学単独でもち、入学定員が260名と農学系では東海・中部の国公立大学の中で最も多く、近畿、中四国を加えても第2位を誇ります。前身を1921年設置の三重高等農林学校とし、 100周年を迎える伝統校で、現在、資源循環学科、共生環境学科、生物園生命化学科、海洋生物資源学科の4学科があり、約70もの教育研究分野で農林水産系におけるほとんどの学問領域をカバーします。また、実習の場である附属教育研究施設として、さらに、2016年12月、全国初の附属鯨類研究センターを設置しました。このように、生物資源学部は「山の頂から海の底まで」の文字通り広大なフィールドを教育・研究の対象とし、自然環境の保全と農林水産業及びその関連産業、すなわち、食料、環境、健康、バイオにかかわる産業振興を担う人材の育成を目指しています。生物資源学研究科長生物資源学部長松村 直人

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