看護学領域博士後期課程博士前期課程のサポートをしています。博士前期課程は、「専門知識・技術を備え科学的判断・論理的思考に基づく看護介入ができる高度看護実践者、看護ケア・看護教育・看護システムの改善において指導性を発揮できる看護専門職者を育成する」ことを目的としています。履修方法によって、修士論文コース、高度実践看護師(専門看護師:CNS)コース、看護教育学上級実践者(臨床看護教員Clinical Nurse Educator:CNE)コースの3つがあります。専門看護師とは、特定の専門分野での卓越した看護実践能力を有する看護師です。がん看護CNSコースは、看護ケアを提供するだけでなく、多職種と協働して病院や地域でチーム医療を推進できるがん看護専門看護師を養成しています。老年看護CNSコースは、地域で暮らす高齢者の健康維持・増進、認知症高齢者の看護、高齢者の終末期看護など、さまざまな健康状態にある高齢者への専門的な看護を実践できる老年看護専門看護師を養成しています。また、看護教育学上級実践者とは、優れた看護実践能力を持ち、臨地実習指導や現任教育を計画し、実施・評価できる看護職です。CNEコースでは臨床に軸足を置きながら教育者マインドをもつ新しいタイプの看護教員を養成しています。看護師●三重大学医学部附属病院●三重県立総合医療センター●三重県立こころの医療センター●三重病院●三重中央医療センター●伊勢赤十字病院●市立四日市病院●済生会松阪総合病院●鈴鹿中央総合病院●伊賀市立上野総合市民病院●名古屋大学医学部附属病院助産師●三重大学医学部附属病院●三重中央医療センター●名古屋大学医学部附属病院●名古屋市立大学病院保健師●三重県●いなべ市養護教諭三重県の小学校・中学校・特別支援学校進学先●三重大学大学院医学系研究科●岡山大学教育学部養護教諭特別別科●和歌山県立医科大学助産学専攻科●鈴鹿市●津市博士後期課程は、「他の学問領域等と協働しながら、看護学の専門分野における新知見を導き出し、独自性豊かで地域に役立つ看護学研究成果を生み出す「俯瞰的視野」を持った人材を育成し、かつ、優れた研究成果を世界に発信する」ことを目的としています。1つの領域と6つの教育研究分野から構成され、看護学のより高度な教育・研究を実践できる科目を配置しています。●看護教育学●実践基礎看護学●成熟期看護学●母子看護学●精神・ストレス健康科学精神の健康やストレス対処の探究●地域看護学●名古屋市立大学病院●日本赤十字社愛知医療センター名古屋第一病院●藤田医科大学病院●トヨタ記念病院●京都大学医学部附属病院●大阪医科薬科大学病院●東京女子医科大学●浜松医科大学医学部附属病院●静岡県立こども病院●淀川キリスト教病院●日本医科大学付属病院●日本赤十字社愛知医療センター名古屋第一病院●日本赤十字社愛知医療センター名古屋第二病院●聖路加国際病院●埼玉医科大学病院●名張市●伊賀市●松阪市●明和町●多気町●玉城町●浜松医科大学大学院医学系研究科(助産師養成コース)●名古屋市立大学大学院看護学研究科(助産学領域)【●県内・●県外】●志摩市●愛知県●名古屋市●津島市●看護管理学●実践基礎看護学●がん看護学(CNSコースを含む)●成人看護学●母性看護・助産学●小児看護学●老年看護学(CNSコースを含む)●精神看護学●地域看護学●在宅看護学高度な看護専門職育成にむけた基盤形成生活環境その他による健康課題への対応成熟期にある人への円熟に向けた健康支援母子や家族への健康に関する問題への対応地域社会に根ざした予防的視点からの健康支援に関する探究進路説明会3年生を対象に進路説明会を行い、就職および進学インターンシップ参加3年生になると、インターンシップに参加し、看護現場を体験することで、自分が将来働く職場を考えていきます。国家試験受験卒業後に看護職として働くために、毎年2月に看護師国家試験を受けます。助産師、保健師を目指す人は、さらにそれぞれの国家試験を受験します。看護学科の学生はそれまでに模擬試験などを受けるなど、しっかりと勉強して国家試験に臨みます。チューター制看護学科を卒業後、附属病院に就職した1年目の看護師を対象として、看護学科教員が看護部や病棟と協力しながら、心理面と学習面での安定した成長を支援する体制を整えています。博士前期課程将来に向けて長期履修制度有職者には「長期履修」コースを設け、博士前期課程では修業年限3年間、博士後期課程では修業年限4年間として、標準修業年限(博士前期課程2年、博士後期課程3年)を超えて計画的に教育課程を履修できるよう、環境作りに努めています。卒業後の進路博士後期課程基盤看護学●看護教育学(CNEコースを含む)実践看護学広域看護学大学院医学系研究科 看護学専攻
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