三重大学 2026 大学案内
24/84

学校教育教員養成課程教育学部広い教養と高い専門性をもつ教育者を育てますF a c u l t y o f E d u c a t i o n23三重大学教育学部は、教員養成を目的とした学部です。幼稚園・小学校・中学校・特別支援学校を中心に、未来の教育を担う教員の養成に力を注いでいます。本学部では、三重県教育委員会や県内各市の教育委員会と連携し、教員として着任する時点で、教室や学校運営にスムーズに取り組んでいけるように、1年次から学校現場における教員の活動を体験できる「プレアシスタント」プログラムを実施しています。2年次以降も、学校現場における体験学修と学部での授業のつながりを重視したカリキュラムを構築しており、将来、三重県をはじめとする東海地方の教育課題に的確に対応できる力を育てます。教員への希望を持って入学された新入生が、本学部で学ぶことで、教員としての必要な資質や能力を段階的に身につけることができます。それは、単に授業ができることや教室運営ができることだけではありません。学校は、子どもたちにとって社会そのものであり、教員の言動は子どもたちの心に深く影響を与えます。だからこそ、子どもたちが安心して学校生活を送るための資質や能力を備えておく必要があります。将来の日本を支える子どもたちの基礎を形づくる義務教育や高等学校の大切な時期に、教員は授業はもちろん、学校生活のあらゆる場面で子どもたちに多くのことを示していく必要があります。みなさんが将来、子どもたちの信頼を集め、誇りと自信を持って学校現場で活躍し、常に学び続ける意識を持って成長できる教員へと成長できるよう、教育学部教員一同、全力でサポートします。子どもたちの未来を支える教育の道を、三重大学教育学部で一緒に歩んでいきましょう。□子どもと教育に関心を持ち、将来、教員になりたいと思っている人□教育に関する専門的な知識・技能を学修する上で必要となる基礎学力を有している人□ものごとを多様な視点から捉え、論理的に考えようとする人□自分の考えを的確に表現し、伝えようとする人 〔関心・意欲・態度〕 〔知識・理解〕 〔思考・判断〕 〔技能・表現〕□幼児や児童生徒の多様性を尊重し、個々の発達段階や特性、生活環境を総合的に理解することができる。また、一人ひとりの心身の成長を支援し、不登校やいじめなど教育現場で緊急を要する課題に迅速かつ適切に対応することができる。 〔感じる力〕□教育に関する専門的な知識や技能を基に、学校運営や授業計画の立案・実施など、教育現場で遭遇する多様な課題を多角的かつ論理的に考察し、実践的な解決策を提案し実行することができる。 〔考える力〕□教育現場の多様性を考慮し、同僚や保護者と効果的かつ適切に意思疎通を行い、教育課題に関する共感と理解を深めることができる。また、文化的背景や個々のニーズに応じた対話を通じて、教育課題の解決に向けて協働することができる。 〔コミュニケーション力〕□教育現場で遭遇する多様な課題に対し、創意工夫を重ねて適切な解決策を考案し実行することができる。また、協調性と責任感を備え、状況や条件に応じた行動を選択し、倫理的基準に則った判断を行うことができる。 〔行動する力〕教育学部長・教育学研究科長宮岡 邦任このような人を求めますこのような人を育てます学部HPはこちらから 教育学部イメージ動画アドミッション・ポリシーディプロマ・ポリシー 教育実習風景 教育実習風景

元のページ  ../index.html#24

このブックを見る