三重大学 2026 大学案内
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生物資源学部生物資源学科生物資源学部生物資源学科/生物資源総合科学コース生 物 資源学科42紀伊半島の代表的な自然植生を示した貴重なフィールドです。森林の機能や森林資源の有効利用に関する研究、森林資源の育成・利用・保全に関する実習を行っています。豊かな生態系を有する伊勢湾口部に位置しており、多様な海洋生物を対象とした実習や、資源生態・情報科学・バイオマス利用・海洋教育などの研究を進めています。農場、演習林、水産実験所からなる紀伊・黒潮生命地域フィールドサイエンスセンター(FSC)に加え、練習船「勢水丸」といった特色ある教育研究施設があります。これらは、農林水産物、環境など幅広い教育・研究の場として活用されています。持続可能な農業生産を目指した実習教育・研究を実施してます。また、作物、施設園芸、果樹、農産加工、畜産に関する多種多様な実習を通じて農業全般を深く理解することができます。その特長は、適切に利用すれば、枯渇することなく、持続的に利用できることです。また生物資源を生産するために良好に管理された環境目を学び、生物資源学の幅広い知識や俯瞰的視野、地域を先導する力に関する基礎的素養を身につけます。そして、志望分野を検討中の生物資源は、山から海までの広範な地域で育まれ、食料をはじめとして工業原料、エネルギーなど人類にとって有用な財を提供します。は、人類が生きていく上でも良好な環境を保つ役割も果たしています。生物資源学部では、このような生物資源の生産と利用、その生産を支える環境の維持に貢献できる能力を身につけることを目指しています。01 山から海までの生物資源に関連する幅広い学問を学ぶことができます。02 地球環境・生態・個体・細胞から分子まで学ぶことができます。03 フィールドサイエンスセンターや練習船での実習などを通じて、広範な視野から学ぶことができます。定員260名生物資源総合科学コースでは、低学年次に農林環境科学概論、海洋生物学、応用生命化学概論、フードシステムチュートリアル等の科学生に最適な選択の可能性を提供します。 2年次のコース選択時には、農林環境科学コース・海洋生物資源学コース・生命化学コースのいずれかへ配属されます。□農学専修 □森林科学専修 □農業工学専修□海洋生物資源学専修□生命機能化学専修 □海洋生命化学専修1年次□ 演習林□ 農場特色のある取り組み□ 水産実験所2年次〜4年次□ 勢水丸 ※各コースの定員は配置目安です。□2年次以降は各コースへ※生物資源総合科学コース以外の3コースへ配属されます。中部地区の国立大学が所有する唯一の水産・海洋系練習船です。学生たちにとっては、洋上での観測や採集作業を実践することで、講義で学んだ知識を理解する場となっています。加えて、高層気象観測なども行い、様々な教育航海や調査・研究航海などを行っています。生 物資源総合科学コース生物資源総合科学コース定員 30名海洋生物資源学コース定員 45名農林環境科学コース定員 110名生命化学コース定員 75名生物資源 学科 D e p a r t m e n t o f B i o r e s o u r c e s

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