三重大学 2026 大学案内
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73大学では、学問はもちろん、人との出会いや経験を通して多くのことを学ぶことができます。受験勉強は大変なこともあると思いますが、努力は必ず将来の自分を支えてくれます。どうか体調に気をつけながら、自分のペースで前向きに頑張ってください。三重大学は自分の専門分野の勉強だけでなく、講義や部活、サークルなどで色んな学部の人とのつながりがあり、たくさんの刺激を受けて、色んな事にチャレンジできる環境です。大学に入学したら新しい可能性がたくさん広がると思うので、受験は大変だと思いますが無理しすぎず頑張ってください。応援しています!Q1. 医師を目指したきっかけは?Q2. 現在のお仕事は?Q3. 仕事のやりがいは?Q4. これからの目標は?Q5. 学生時代に熱中したことは?Q1. 助産師を目指したきっかけは?Q2. 現在のお仕事は?Q3. 仕事のやりがいは?Q4. これからの目標は?Q5. 学生時代に熱中したことは?OB・OG紹介□受験生に一 言□□受験生に一 言□子どもの頃、治療を受けた医師の真剣な姿勢が強く心に残り、その姿に憧れて医師を志しました。「自分もこんなふうに誰かの力になれる仕事がしたい」と思ったのが、医師を目指すきっかけでした。三重大学病院のゲノム医療部に所属し、がんゲノム外来や遺伝カウンセリング外来を担当しています。あわせて、消化管外科では主に大腸がん患者さんに対して薬物療法を行い、個々の状況に応じた治療に取り組んでいます。患者さんのがん治療に寄り添いながら、治療を通じて少しずつ笑顔や穏やかな日常を取り戻される姿に触れると、大きなやりがいを感じます。患者さんの前向きな姿勢に、私自身も日々励まされています。医療は日々進歩しており、新しい治療法や薬も次々と登場しています。これからも知識と技術の研鑽を重ね、患者さん一人ひとりにとって最適な医療を提供できるよう努力していきたいと思います。大学時代は軟式テニス部に所属し、学業と両立しながら練習に励む日々を過ごしていました。チームメイトとともに努力を重ねた経験は、今の仕事にも通じる多くの学びと支えになっています。大学時代に仲の良かった友達が助産師を目指しており、どんな仕事なのか調べ始めたのがきっかけです。大学2年生の時に始まった母性分野の講義から、妊娠・出産は奇跡なんだと知り、それを近くで支えられる助産師を目指したいと思うようになりました。産科病棟で、妊産褥婦、新生児を対象としてケアを行っています。ハイリスクの事例が多く、対象の方のへ安全な医療というものが優先されがちではありますが、その中でも関係性を築きながらできる限り不安を取り除き、その方に応じたケアができるように心がけています。産後の方には退院後の生活にも目を向けて地域との連携も図っています。産科病棟は何が起きるか分からない緊張感があり、色々なリスクを考えながら動いているので大変だと感じることも多いですが、妊娠期から長期入院されてた方が無事に出産を終え、母子、ご家族の笑顔や感動を間近で感じられ、助けになれたときはとてもやりがいを感じます。助産師としての役割は妊娠期、分娩期、産褥期、新生児期とたくさんあるので、これからも勉強を続けながら自分のやりたいことを日々模索していきたいと思っています!大学生になり初めて部活動のマネージャーを経験しました。チームで同じ目標に向かって練習をした日々や、試合で勝利した時の嬉しさや感動は今でも忘れられません。選手の頑張る姿を近くで支えるという経験は、今の仕事に繋がっていると思う部分もたくさんあるので、大学1年生の時に部活に入るという選択をして良かったなと思っています。医学部 医学科 三重大学医学部附属病院 消化管・小児外科/ゲノム医療部 北嶋 貴仁 さん 2008年卒業医学部 看護学科三重大学医学部附属病院 看護師 長岡 莉湖 さん 2022年卒業

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