受験生にとって、志望大学の合格は一番の目標です。しかし、進路を決める前にしっかり考えておきたいのが、「何を学ぶか」「どの大学で学ぶか」ということです。「周りのみんなも受験しているから……」「とりあえず、この大学なら受かりそうだし……」「特に学びたいことはないけれど、大学くらいは……」このような主体性のない消極的な理由で進学してしまうと、大学入学後にモチベーションを保つことができずに、周囲に流されて「なんとなく」過ごすことになりかねません。大学合格はゴールではなく、人生のステップの1つです。「大学で何を学びたいのか、どんなことを研究したいのか」「大学生活を通じて、自分をどう成長させたいのか」その問いと向き合った上で、志望大学を決めることが大事です。たくさんの人が集まる首都圏で送る大学生活も、多彩な刺激を受けるという点では良いかもしれません。しかし、落ち着いて学び、じっくりと研究に打ち込むなら、地方の国立大学に進学するという選択肢もおすすめです。たとえば、北海道・室蘭という街を考えてみてください。北の大地には、雄大な景観や豊かな自然があります。そして、これからの工業を学ぶための環境があります。大学とその先の大学院を見据えた貴重な時間と、そこにかかる大きな費用を考えたときに、親子としてどのような選択をするのがベストなのか。このパンフレットは、それを考えるためのヒントです。志望大学を決める前に、考えておきたいこと。INDEXP03Q1 大学の学費はどれくらいかかりますか？ Q2 入学金・授業料が免除されることがあると聞いたのですが？Q3 一人暮らしの場合、年間の生活費はどれくらいですか？Q4 室蘭の家賃相場はどれくらいですか？Q5 学生はみんな仕送りで暮らしているのですか？Q6 月にどれくらい仕送りすればいいですか？P04P05地方の国立大学 あんしん進学Q&A01
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