17活躍する卒業生たち航空業界で働きたい！室工大で叶えた夢 羽田空港で航空機を点検する「ドック整備」をしています。整備はお客様の「安全」を守る仕事なので、常に「誠実」であることを大切にしています。どんな小さなこともごまかさず、疑問はその場で解消することはもちろん、思い込みや記憶で作業するのではなく、常に一つ一つの決まりに従い確かな作業をするようにしています。この仕事の魅力は、飛行機を間近で深く知ることができること、安全を守る責任ある仕事であること、たくさんの人と一緒に仕事ができることなど沢山あります。 私は、中学の頃から航空業界で働くことが夢でした。理系科目が得意だったこともあり、航空分野を専門的に学べる室工大を選びました。学部時代は溶接や旋盤実習、物理実験などの実習科目が特に好きでした。研究室では「金属の腐食」について研究し、仲間と共に夜遅くまで発表準備をしたことも良い思い出です。室工大には様々な経験を積むためのフィールドが用意されていて、恵まれた環境だったと思います。 就職活動では、これまでのたくさんの先輩方が残してくれた情報が大変役に立ちました。また、教授が親身に相談に乗ってくれたことも心強かったです。周りから「男性が多い職場は大丈夫？」とよく聞かれますが室工大でその環境に慣れていたので自信を持って「大丈夫です！」と答えることが出来ています。室工大での生活のおかげで、より「自立した強い女性」になれた気がします。 今後も、日本や世界の航空業界を盛り上げられるよう、様々な業務にチャレンジして知識や技量を身につけて頑張ります。全日本空輸株式会社 鈴木菜々さん2017年 生産システム工学系専攻 機械工学コース修了 航空機のガスタービンやジェットエンジンの生産技術業務（製造工程設計/維持・管理 新規技術開発）をしています。生産技術は「早く・安く・安全」で「高品質」な「ものづくり」の方法（技術）を考える仕事です。特に、私が担当するジェットエンジンやガスタービン部品は厳しい品質要求が求められ困難な課題も多いですが、やりがいがあります。ものづくりの現場には、新たな発見や難しさが沢山あります。それらを自分の目で確認し、調査分析や試行錯誤しながら良い方法を生み出したり、改善する点が面白いです。 子供の頃からものづくりが好きで、中でも航空機について学びたいと思っていました。室工大に「無人超音速実証機の開発プロジェクト」があることを知り、実践的な勉強ができると思い進学しました。大学では、仲間と協働して一つのものを作る面白さや大変さを学びました。週末には、サークル仲間とバイクツーリングに行ったり、北海道を満喫しました。室工大は各学科に就職担当窓口があり、履歴書の添削などの充実した指導を受けられます。就職先も、学生の意思を尊重したアドバイスが受けられました。第一線で活躍されている先生が多く、企業や研究機関との共同研究など高度で実践的な研究もできます。ものづくりが好きだった少年時代夢を叶えて航空機をつくる仕事へ川崎重工業株式会社 渡邉義昭さん2016年 生産システム工学系専攻 航空宇宙総合工学コース修了
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