27物理物質システムコース 2年次後期以降は本コースにおいて、自然現象を普遍的に解明するという、自然科学の中で最も基本的な部分を担う学問である物理学を物理数学系、力学系、電磁気学系、熱力学系、物性物理物質科学系、物理物質・応用系に分けて、それぞれの分野の科目を体系的に履修。併せて、情報系科目で修得した知識を専門科目において活用し、実践的な情報手段への展開について学修します。 3年次では、2年次後期からの引き続きでコース専門科目を中心に学びます。「量子力学」「電磁気学」「統計力学」「固体物理」「光物理工学」「量子物質科学」「材料科学」などの科目を履修し、当該分野に関わる専門知識を広く修得するとともに、それらを統合して活用するために、コンピュータなどを援用した実験や演習を行います。数理情報システムコース 2年次後期以降は本コースにおいて、自然や社会における多種多量な情報を扱う原理と技術に関する学問である情報学、その基盤である数学、数理と情報・社会、情報の基礎、情報システム、プログラミングに分け、さらには実践的な演習を配置し、それぞれの分野の科目を体系的に履修します。さらに、情報学を統括的に学ぶことで、膨大なデータを抽象的かつ論理的に整理し、分析処理を行う能力を養います。 3年次では、2年次後期からの引き続きでコース専門科目を中心に学びます。「代数学」「幾何学」「解析学」「信号処理」「情報理論」「プログラミング」などの科目を履修し、当該分野に関わる専門知識を広く修得するとともに、それらを統合して活用するための基礎から応用までにわたる演習を行います。化学生物システムコース 2年次後期以降は本コースにおいて、物質や生命に関わる現象をそれらの構造や性質との関連において分子レベルで解析する学問である化学および生物学を物理化学系、無機・分析化学系、有機化学系、生物化学・生物系、化学生物応用系に分けて、それぞれの分野の科目を体系的に履修します。併せて、情報系科目で修得した知識を専門科目において活用し、実践的な情報手段への展開について学修します。 3年次では、2年次後期からの引き続きでコース専門科目を中心に学びます。「物理化学」「無機化学」「分析化学」「有機化学」「生化学」「微生物科学」などの科目を履修し、当該分野に関わる専門知識を広く修得するとともに、それらを統合して活用するために、コンピュータなどを援用した実験や演習を行います。 1年次は、理工学部に共通する専門科目として、自然科学を主に勉強します。高等学校の教科でも数学と理科を学んできたと思いますが、さらに大学の専門教育へステップアップするためにその基礎固めをします。 数学においては線形代数や微分積分の分野を、理科においては物理学、化学、生物学を体系的に学びます。さらに、大学での学習に不可欠であるコンピュータやネットワークの基礎や利用法を身につける情報科目、大学で必要となる学修スキルを習得するための科目なども設けています。 一般教養教育には、「人と社会に関する科目」、「外国語科目」、「地域連携科目」の3つのカテゴリーを設けています。 2年前期からはシステム理化学科に共通する専門科目として、自然科学から工学への橋渡しになる科目を分野横断的に学修します。これにより、2年後期から始まる本格的な専門教育の準備をするとともに、専門外のことも見通せる素養を身につけます。2年後期のコース分属に向けて、各コースにおける専門分野の概要を学ぶ科目も用意しています。1年次~2年次(前期)2年次(後期)~3年次一般教養と基礎を身につけ、専門カリキュラムで深まる学びシステム理化学科の4年間一般教養と理工学の基礎を学ぶ各分野の根幹となる専門知識を習得し、実習などにより応用力を身につける ハイテク社会において必要不可欠な種々の機能性材料を理解する上で重要な学問であり、結晶中原子の結合様式・X線を用いた原子配列の解析法・格子(原子)振動の伝搬について学びます。これを基礎とする「固体物理B」では、さらに基礎物理学・量子力学・統計力学を駆使して、結晶中電子の振舞いについて理解し、「材料科学」や「量子物質科学」において機能性材料の各論へと発展させます。「固体物理A」 英語を主要な外国語として、グローバルに行動する時に必要なコミュニケーション力を身に付けることを目指します。異文化理解を深めるために、ドイツ語あるいは中国語を学修します。英語科目には、TOEIC対策科目やコミュニケーションスキルを高める科目が含まれ、実践的な英語を習得できる構成としています。外国語科目 人の内面のしくみと人の社会的な行動の基本原理を学修し、社会の中で主体的に行動する上で不可欠な社会的教養を身につけます。社会学、経済学、法学、哲学、心理学などの科目や、行動や体験を重視した実習系科目などがあります。人と社会に関する科目 北海道や室蘭市がある胆振地方をモデルケースとして、地域にある課題を知り、理解を深め、 地域創生に資する能力を身に付けることを目指します。これは社会の多様性を知り、多面的な視点を養うのに役立ちます。授業ではアクティブラーニングの要素を取り入れ、学生が主体的に学びを展開できるようにしています。地域連携科目 提示された課題を解決するソフトウェアを開発する実践的な演習(PBL、Problem Based Learning)を行うことで、学生が自主的に準備、調査、学習、議論を進めながら問題を解決する力を養います。学生はグループを組み、自分たちの力で、課題ソフトウェアの開発に必要なものが何かを見極め、資料を集め、自己学習し、グループで協力しながら課題達成を目指す演習です。「情報学PBL演習」 遺伝子の本体であるDNAの構造と機能は分子生物学の基本です。この講義ではDNAからゲノムまで、構造から機能、制御まで、原核生物から真核生物まで、遺伝情報の流れに基づいた分子生物学の理解を目指します。分子生物学では生命現象、なかでも遺伝現象を細胞以下の分子レベルで理解します。DNA、RNAそしてタンパク質がどのような分子構造を持っているのかに始まり、それらの関係性が形のない遺伝情報が生命を生み出す仕組みを学びます。それは単純にAとBが結合するものではなく、結合のタイミング、強さ、量などがみごとに制御されています。授業は分子どうしが協力し合うように学生もそれぞれの能力を生かしながら進めていきます。「分子生物学」Pickup ! 授業Pickup ! 授業Pickup ! 授業Pickup ! 授業Pickup ! 授業Pickup ! 授業
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