室蘭工業大学 大学案内2022
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142年次(後期) 〜 3年次各分野の根幹となる専門知識を習得し、実習などにより応用力を身につける夜間主コース機械系コース機械系コースでは、機械工学に関する教育を行い、関連分野であるロボット工学、航空宇宙工学、電気工学、電子工学などの幅広い基礎知識を身につけ、多岐にわたるものづくり分野で活躍できる、幅広い視野を持つ技術者を養成します。2年後期にコース分属後は、機械工学の根幹である熱力学、流体力学、材料力学、機械力学、制御工学に加えて、電気電子工学、計測工学、ロボット工学などのシステム系の科目がバランスよく配置されており、機械システムの設計や製作に関する講義や実習により実践的なものづくりを学びます。夜間主コース電気系コース電気系コースでは、電気工学、電子工学、情報通信に関する教育を行い、関連分野である機械工学、ロボット工学などの幅広い基礎知識を身につけ、多岐にわたるものづくり分野で活躍できる、幅広い視野を持ち、機器の開発や運用を担える技術者を養成します。2年後期にコース分属後は、電気エネルギー、計測通信、電子物性デバイス、工学設計を主軸として専門カリキュラムを体系的に学びます。3年次までに学んだ電気計測、制御、通信、電力、高電圧、電気機器、光エレクトロニクスの基本的な法則、特性などを実際に実験で確認して、電気電子工学の基礎科目に対する理解を深めます。また基本的な測定機器の動作原理や操作方法等をこの科目を通して習得します。電気電子工学実験A・B3年次後期の「航空機設計法Ⅰ」では、それまでに学んだ空気力学、飛行力学、製図等の専門知識・技術の集大成として、無線操縦・モーター推進式の模型飛行機を設計します。さらに4年次前期の「航空機設計法Ⅱ」では実際に機体を製作し飛行させ、最後に成果をみんなの前でプレゼンします。このような実践的学習を通して、航空宇宙工学分野の技術者として活躍するための素養を十分に修得します。航空機設計法Ⅰ・Ⅱ機械ロボット工学設計法では、プロジェクトベース型学習により創造力と総合力を培うとともに、グループワークによりコミュニケーション力を養います。力学計算の応用、サスペンションおよび駆動系の設計、CAD/CAMによる部品製作を通して、エンジニアリングデザインを念頭に、悪路で荷物を落とさぬように走破する車体の製品設計製造過程を体得します。最終回では競技会でその成果を確かめます。機械ロボット工学設計法建築の設計の基本である製図表現技法を習得する演習科目です。「建築の各種図面(平面図、立面図等)の基本的表現やそのルール(線の種類や図面の違い等)」や「製図用具の使い方」等を学びます。実際には、自室を実測した図面づくりや、実在する住宅(木造)や公共建築(鉄筋コンクリート構造)の図面のコピーやトレースを行います。建築設計Ⅰ(2年後期)道路や橋、河川や港湾など、土木構造物の設計・施工に重要である「土」「鉄筋コンクリート」および「水」の特性を把握するために、実務で行われている標準的な土質試験や鉄筋コンクリート実験、および水理実験を行います。実験結果をもとに「土」や「鉄筋コンクリート」「水」の特性を知る方法を学び、講義で学んだ理論や知識の理解を深めます。グループワークによりコミュニケーション力も養います。土木実験創造工学科では産業応用に直結し、専門化が進んでいる分野を勉強します。創造工学科の「創造」は、次世代の製造業や建設業などの分野で必要とされる新しい「ものづくり」を意味します。入学後1年半は共通教育により自然科学、工学、情報学の基礎知識を学び、2年後期からコースに分かれ専門知識とその活用能力を身につけます。同時に、一般教養教育において豊かな人間性と他者と協働する能力を培います。Pickup ! 授業Pickup ! 授業Pickup ! 授業Pickup ! 授業Pickup ! 授業

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