室蘭工業大学 大学案内2022
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222年次(後期) 〜 3年次各分野の根幹となる専門知識を習得し、実習などにより応用力を身につける提示された課題を解決するソフトウェアを開発する実践的な演習(PBL:Problem Based Learning)を行うことで、学生が自主的に準備、調査、学習、議論を進めながら問題を解決する力を養います。学生はグループを組み、自分たちの力で、課題ソフトウェア開発に必要なものが何かを見極め、資料を集め、自己学習し、グループで協力して課題達成を目指す演習です。情報学PBL演習遺伝子の本体であるDNAの構造と機能は分子生物学の基本です。この講義ではDNAからゲノムまで、構造から機能、制御まで、原核生物から真核生物まで、遺伝情報の流れに基づいた分子生物学の理解を目指します。分子生物学では生命現象、なかでも遺伝現象を細胞以下の分子レベルで理解します。DNA、RNAそしてタンパク質がどのような分子構造を持っているのかに始まり、それらの関係性が形のない遺伝情報が生命を生み出す仕組みを学びます。それは単純にAとBが結合するものではなく、結合のタイミング、強さ、量などがみごとに制御されています。授業は分子どうしが協力し合うように学生もそれぞれの能力を生かしながら進めていきます。「分子生物学」ハイテク社会において必要不可欠な種々の機能性材料を理解する上で重要な学問であり、結晶中原子の結合様式・X線を用いた原子配列の解析法・格子(原子)振動の伝搬を学びます。これを基礎とする「固体物理B」では、さらに基礎物理学・量子力学・統計力学を駆使して、結晶中電子の振舞いについて理解し、「材料科学」や「量子物質科学」において機能性材料の各論へと発展させます。「固体物理A」一般教養科目として「人と社会に関する科目」「外国語科目」「地域連携科目」、自然科学系の共通科目として「数学」「物理学」「化学」「生物学」、情報系科目として「情報セキュリティ入門」「データサイエンス入門」「プログラミング入門」をそれぞれ学び、理工学の基礎を培います。Pickup ! 授業Pickup ! 授業Pickup ! 授業

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