室蘭工業大学 大学案内2022
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28希土類材料研究センター(ムロランマテリア)環境調和型社会の実現には技術革新と社会システムの改革が必要です。当センターはこのような人類共通の課題に材料工学の視点から対処することを目的に設置されました。軽希土類の有効利用に関する研究を進める国内唯一の研究組織です。研究対象は、省エネルギー材料、エネルギー変換材料、資源循環材料、機能性材料で、最新鋭の装置を駆使して活発な研究が行われています。研究活動を支える充実の施設・設備理工学教育と研究を支える共用機器センターであり,高度な教育と研究に必要不可欠な先端機器の維持・管理,さらに,機器に携わる人材の育成も担っています。近年の急速な技術革新と高度化に対応するためには大学と民間機関等とが協力・連携する必要があります。本センターは、民間機関等との共同研究の積極的な推進と地域社会における技術開発の促進、技術力の向上等を図ることを目的に、学内共同教育研究施設として設置されました。本センターは、本学で生まれた知的財産の一元的な管理運営を行い、地域社会の地の拠点である本学の社会貢献を推進します。地方創生研究開発センター(CRDセンター) 研究基盤設備共用センター航空宇宙機システム研究センターは、大気中を高速・高々度まで飛行するための基盤技術を研究開発し、地上間輸送及び地球軌道への往還輸送システムの革新に資することを目的として設置されました。航空宇宙分野の特徴である「システム開発研究」を横断的な研究体制で実施しています。また、実践的な「ものづくり研究」を 実施することで実社会に対応できる人材を育成します。航空宇宙機システム研究センター(APReC)ロボットアリーナは、ロボットを核として、地域と連携した技術開発や未来の技術者育成を目指す地域公開型の施設です。地域の子供達を対象とした体験教室、地域住民への公開講座、地域との共同研究のほか、大学のロボット製作授業における活用、学生・大学院生の能力開発を目指した教育研究などの新たな展開を図っています。来るべきロボット共存社会に対応できる高度理工系人材を育成すると共に、ロボット技術の普及、様々な地域貢献を果たす舞台がロボットアリーナです。ものづくりに関わる実践的授業や課外活動の、先端加工技術の研究推進、ものづくりを通した地域との交流を目的に掲げ、「教育・学習支援部門」「ものづくり基盤技術研究部門」「地域連携部門」の3部門を柱として、平成17年度に設置されました。授業や自主活動等で利用できるセミナー実習室、ITベースのものづくり機器を有する多目的工作室、機械加工実習室、溶接実習室、 鋳鍛造実習室、たたら場、工房等を備えています。ものづくり基盤センター地域教育・連携センター/ロボットアリーナ情報、物質、土木及び機械の融合により高いレベルで地域の問題解決と発展に資するとともに,学内外の協働研究を通じて「持続可能で豊かな社会」を実現するための科学技術開発を推進することを目的としたセンターです。令和元年に本学が策定した「北海道MONOづくりビジョン2060 -『ものづくり』から『価値作り』へ-」の実現に向け,創造的な研究に取り組んでいますクリエイティブコラボレーションセンター

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