室蘭工業大学 大学案内2023
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機械ロボット工学設計法では、プロジェクトベース型学習により創造力と総合力を培うとともに、グループワークによりコミュニケーション力を養います。力学計算の応用、サスペンションおよび駆動系の設計、CAD/CAMによる部品製作を通して、エンジニアリングデザインを念頭に、悪路で荷物を落とさぬように走破する車体の製品設計製造過程を体得します。最終回では競技会でその成果を確かめます。航空宇宙工学コースでは、航空宇宙分野の広範な要素技術並びにシステム技術を学び、航空宇宙工学の基礎知識を踏まえて、幅広い視野から高度なものづくりができるシステム指向の考え方を身につけた技術者を養成します。2年後期にコース分属後は、航空宇宙工学を構成する主要分野である、空力系、機体構造・材料系、誘導・制御系、推進工学系、電気電子工学系を理論から実践まで体系的に学びます。3年次後期の■航空機設計法Ⅰ■では、それまでに学んだ空気力学、飛行力学、製図等の専門知識・技術の集大成として、無線操縦・モーター推進式の模型飛行機を設計します。さらに4年次前期の■航空機設計法Ⅱ■では実際に機体を製作し飛行させ、最後に成果をみんなの前でプレゼンします。このような実践的学習を通して、航空宇宙工学分野の技術者として活躍するための素養を十分に修得します。3年次までに学んだ電気計測、制御、通信、電力、高電圧、電気機器、光エレクトロニクスの基本的な法則、特性などを実際に実験で確認して、電気電子工学の基礎科目に対する理解を深めます。また基本的な測定機器の動作原理や操作方法等をこの科目を通して習得します。機械ロボット工学設計法航空機設計法Ⅰ・Ⅱ電気電子工学実験A・B授業で設計・製作する模型飛行機の例授業で設計・製作するロボットの例電気電子工学実験の授業の様子Pickup ! 授業Pickup ! 授業Pickup ! 授業各分野の根幹となる専門知識を習得し、実習などにより応用力を身につける夜間主コース機械系コース機械系コースでは、機械工学に関する教育を行い、関連分野であるロボット工学、航空宇宙工学、電気工学、電子工学などの幅広い基礎知識を身につけ、多岐にわたるものづくり分野で活躍できる、幅広い視野を持つ技術者を養成します。2年後期にコース分属後は、機械工学の根幹である熱力学、流体力学、材料力学、機械力学、制御工学に加えて、電気電子工学、計測工学、ロボット工学などのシステム系の科目がバランスよく配置されており、機械システムの設計や製作に関する講義や実習により実践的なものづくりを学びます。夜間主コース電気系コース電気系コースでは、電気工学、電子工学、情報通信に関する教育を行い、関連分野である機械工学、ロボット工学などの幅広い基礎知識を身につけ、多岐にわたるものづくり分野で活躍できる、幅広い視野を持ち、機器の開発や運用を担える技術者を養成します。2年後期にコース分属後は、電気エネルギー、計測通信、電子物性デバイス、工学設計を主軸として専門カリキュラムを体系的に学びます。2年次(後期) 〜 3年次機械ロボット工学コース機械ロボット工学コースでは、主にロボットや機械システムに関して実践的に学び、それらの分野の基礎知識と高度な応用能力を培い、多岐にわたるものづくり分野で活躍できる、幅広い視野を持った技術者を養成します。2年後期にコース分属後は、機械工学の根幹である熱力学、流体力学、材料力学、機械力学、制御工学に加えて、電気電子工学、計測工学、ロボット工学などのシステム系の科目がバランスよく配置されており機械システムの設計や製作に関する講義・実習により実践的なものづくりを学びます。航空宇宙工学コース電気電子工学コース電気電子工学コースでは電気工学、電子工学、通信工学を主に学び、大規模な電気設備から微細な電子集積回路、多彩な電子通信機器と情報機器を開発、運用に関する実践的な教育を行い、幅広い視野から電気電子工学分野で活躍できる技術者を養成します。2年後期にコース分属後は、電気エネルギー、計測通信、電子物性デバイス、工学設計を主軸として専門カリキュラムを体系的に学びます。電気主任技術者、無線従事者などの資格取得に繋がる教育課程にしています。10

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