富士電機株式会社 河村一磨さん北海道旭川東高等学校 出身 2017年 生産システム工学系専攻 応用物理学コース修了私は、■パワー半導体モジュール■の開発をしています。パワー半導体モジュールとは、直流・交流電流の切替、電圧の上下など、電気を様々に変換する部品で、様々な装置を電気エネルギーの無駄を少なく動かす部品です。世界中の工場や自動車で使われて人々の生活を支えています。小学生の頃からエネルギー問題に興味があり、得意の物理を学び、その知識を活かして「ものづくり」をしたいと思っていました。目標が明確でしたので、勉学に集中できる環境がある室工大に進学しました。大学・大学院では専門知識に加えて、海外文献調査、留学生と議論、国際学会参加などで英語を使用する機会が多く、英語力も鍛えられました。株式会社IHI 森下海怜さん京都府立鳥羽高等学校出身2018年 生産システム工学系専攻 航空宇宙総合工学コース修了私は、航空機などのエンジン整備の工程設計をしています。具体的には、エンジンの搬入から出荷までの各工程（分解・洗浄・検査・修理・編成・組立・運転）において、品質的に問題なく、効率よく作業が出来るように技術的な検討をしています。業務内容は多岐にわたりますが「問題がないことが当たり前」なので、難しい業務でも、表立って感謝される機会は少ないです。しかし、現場の方々から頼られた時には責任感とやりがいを感じます。現場のプロフェッショナルたちに信頼してもらうための努力を常に続けています。小さな頃から宇宙に興味があり、将来はロケットや航空機に携わる仕事をしたいと思っていました。室工大は航空系の学科があり、大規模な試験設備があること、企業での実務経験のある先生が多いことなどに魅力を感じて進学しました。学業以外にも、友人と温泉へ行ったり、研究室仲間でバーベキューをしたりと、メリハリある学生生活を送ることができました。就職では■エネルギー問題の解決に貢献できる省エネ製品をつくる企業■と決めていました。卒業生からの豊富な情報に加えてセミナーや説明会等もあり、早い時期からキャリアについて考えられて良かったです。仕事は、学生のテストと違い■唯一の正解■はありません。自分の答えを探し、問題解決への過程を知識や経験をを生かして試行錯誤するのは難しいですが、楽しいです。今後も技術力や語学力を高め、世界のエネルギー問題解決するためにグローバルに活躍したいです。白老エンジン試験場で、広大な試験場を活用した大掛かりな試験を経験出来たことは貴重な経験です。試験は、ほぼ1日がかりで大変な思いもしましたが、現在も仕事で現場を駆け回ることの出来る体力は、この経験のおかげです。生活面では、自然の中での海釣り、ウインタースポーツを楽しみました。学生アパートが大学周辺に集まっているので、友達と賑やかに過ごした日々はとても楽しかったです。エンジンはとても奥が深く、学生時代に想像していたよりも難しく、日々、技術的な判断と責任を求められます。素早く適切な判断をするためには、さらなる知識や経験が必要ですので、今後も勉強を続けていきます。航空機やロケットには夢があります。航空機やロケットに興味がある方は、ぜひ室工大を選んでください。世界のエネルギー問題を解決したい夢の「航空・宇宙分野」で活躍28
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