室蘭工業大学 GUIDE BOOK 2025
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建築土木工学コース航空宇宙工学コース建築土木工学コースP13機械ロボット工学コースP17機械ロボット工学コース電気電子工学コース電気電子工学コースP2512 大学では技術や知識を学ぶことに加えて「自分の舌を鍛える」ことが大切です。例えば、良い料理人になるためには、技術や知識も大切ですが、本当に美味しい味を自分の舌で知ることも大切です。それは、建築にも通じることで、知識や技術があっても、自分が本当に良い建築や空間を知らないと良い建築や空間はできません。室蘭工大には建築製図室という、建築を学ぶ学生がいつでも使える部屋があり、学生たちがまさに寝食を忘れて課題作成などに没頭しています。そうした濃密な時間の中で、ぜひ「自分の舌」を鍛えてください。 「待ち」の姿勢ではなく、自分で一歩を踏み出すことができるマインドが大切だと思います。昔は、仕事でも研究でも、一見して意味のなさそうな基本的な作業を通して、仕事などの基本を身につけることができました。しかし、技術の発達により、そうした作業はロボットやAIに任せて、人には高度な仕事を要求されるようになります。そうした時代は、自ら積極的に学べる人にとっては、新しいことに挑戦できる大きなチャンスです。自分のなりたい姿を思い描き、積極的に学んでいく気持ちを大切にしてください。航空宇宙工学コースP21「舌」を鍛える山田 深宇宙開発に興味がある方お待ちしています。 室蘭工大は小さな大学ですが、その中に様々な研究分野があり、多様な先生がおり、それらの融合による化学反応があります。それが一つの魅力です。また、室蘭工大の学生は本当に真面目で、物事に真■に取り組むことができる印象です。これは技術者として大切なものを持っているなと感じます。私も、高校時代には将来の進路に悩んだ時期がありました。皆さんも色々と考えていると思いますが、幅広く見て、興味があるものを見つけたら、勇気を持って足を踏み入れてみてください。内海 政春自ら踏み出すことが大切自分自身で考えて行動できる力「自分自身で考えて行動できる力」を身につけてほしいと思います。言われてやるのではなく、自分がやりたいことを積極的に提案して欲しいと思います。時には、学生のアイデアから新しい方法や発見が生まれることもあります。遠慮せず、どんどん新しい研究テーマを提案してください。そのためには、常に好奇心を持って、自分の研究テーマに真■に取り組むことが大切です。そこから、新しい展開が広がっていきます。室蘭工大で研究者にとって大切な「自分で考えて動く力」を身につけてください。寺本 孝司関根 ちひろ創造工学科コース紹介教員からのメッセージともに未来をつくるみなさんへ

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