室蘭工業大学 GUIDE BOOK 2025
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システム理化学科化学生物システムコース37認知症、糖尿病、心不全等の加齢性疾患は、蛋白質の凝集沈着が関与しています。企業や自治体と協力し、これらの蛋白質の凝集沈着を抑制する物質の探索技術を開発、北海道の天然資源から疾患予防効果が期待される物質を探索しています。#シソ #認知症予防 #白糠#移流―拡散方程式 #通過率#Langevin動力学方程式#Monte Carlo法 #捕集効率#エアフィルタ #凝集速度定数生物有機化学研究室環境保全の観点から有機化合物を合成血圧降下作用や抗腫瘍活性、抗がん剤など、人々にとって有用な有機化合物の合成を研究しています。より選択的に、効率良く目的化合物が得られる反応をクリーンな電気を用いた電解反応によって実現することを目指します。#有機電気科学 #不斉有機合成 #有機金属触媒藤本 敏行エアロゾル粒子の運動の解析気相中に浮遊するエアロゾル粒子の運動の解析は計測装置の設計やエアフィルタ、マスクなどの捕集効率の予測に重要です。移流―拡散方程式を解く従来の方法と、粒子のランダムなブラウン運動を解析する新たな方法でエアロゾル粒子の運動の解析を行っています。関 千草徳樂 清孝「目に見える微生物」も地球上には存在します。この「見える微生物」を手がかりに、近年活用が期待されている難培養性微生物など未利用微生物の実体と能力の解明を行い、微生物の優れた能力を生かした技術革新を目指しています。#変形菌 #真正粘菌 #形態形成#超微細構造解析山中 真也#粉体操作 #脱炭素 #高付加価値化#共成長 #エコシステム #石灰石#リン酸カルシウム #黒鉛 #燃焼灰化学プロセス研究室高齢者の誤嚥を防ぐよりよい増粘液体食品を作る病気や高齢による嚥下困難者の誤嚥は医療現場において重要な問題です。誤嚥を防止するために使う増粘液体食品の粘性を医療現場で評価することで看護、介護の安全性の向上、栄養の管理、指導の定量化、治療計画作成に役立てています。#液体食品 #嚥下 #非ニュートン粘性#流体工学 #レオロジー吉田 雅典#エネルギー材料#環境調和型プロセス #リサイクル光を利用した省エネな機能性材料をつくる物質を創り出すためには、多彩な化学反応が関わり、その多くにはエネルギーがです。同様に、このようなエネルギーを効率的に創り出したり、化学反応を効率的に進めエネルギーの節約をしたりするための機能性材料を開発しています。#水素製造 #光触媒 #空気清浄 #抗菌抗かび#センサー #微粒子矢島 由佳■谷 俊博低コスト・高品質なエネルギー材料を大量につくる従来の化石燃料発電に替わる太陽電池、熱電変換素子や燃料電池に向けたエネルギー材料の合成を研究しています。ゲル状の原料中でエネルギー材料の合成を行い、低コスト・高品質なエネルギー材料を大量に合成することを可能にしました。高瀬研究室高瀬 舞Course of Chemical and Biological Systems北海道の天然資源で加齢性疾患を予防する“見える微生物”で未知機能を解明するエアロゾル・化学工学研究室蛋白質化学研究室界面・化学工学研究室粉(こな)から拡がる世界観!衛生用資材としての消石灰の多機能化、バイオミネラルである炭酸カルシウムやアパタイトの形成メカニズム、貝殻の有効活用、木質バイオマス発電などから排出されている燃焼灰の有価物化など、粉体工学を基盤として北海道の産業への貢献を目指します。真核微生物学研究室材料結晶学研究室Laboratoryintroduction

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