岩手県立大学宮古短期大学部 入学案内2024
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在学生のソウゾウドローン操縦技術を生かし在学生のソウゾウ010204在学生のソウゾウ ドローンサークルの活動の柱は「産業振興、防災・復興、教育・普及、自己実現」です。ドローン操縦資格を保有する学生は、18名中8名。活動は、ドローン操縦資格の取得を目指した講習会や勉強会(令和4年度は6名が合格)、地域企業のイベントでのドローン操縦体験会の開催、地域の防災訓練でのドローン活用のあり方の提案、小中学生向けのドローン防災教室など多彩です。活動を通して、防災分野でのドローン活用に興味を持ったり、ドローンレース出場を目指したり、操縦技術が活かせる職種を探したりと、学生一人ひとりが新たな目標を見出しています。 令和4年夏からは産学官協働の「水中ドローン等を活用した三陸沿岸地域水産業支援システムの開発に関する研究」に参加し、藻場保全を目的とした海の環境調査を行なっています。この活動は「大学SDGs ACTION! AWARDS 2023」で自治体賞を受賞しました。自分たちが持つ技術を生かし、岩手、そして東北の未来を創造する地域貢献活動に取り組めることも、学生たちのやりがいとなっています。学生が卒業研究で取り組んだ水中ドローン画像からのウニの検出 人口減少社会に突入し、地方の衰退が課題となる中、地域の魅力を引き出し、課題解決に結びつける取り組みが、各地で行われています。宮古市では、若者の地元定着やUターンを増やすことを目的に、地域プロモーション事業に取り組んでいます。そのひとつが、一般社団法人日本地域色協会との協働により市民参画型で完成した地域色「浄土ヶ浜エターナルグリーン」を用いた情報発信です。この地域色を活用し、市民や地元企業を巻き込んだサービスや商品が続々と登場しています。 宮古短期大学部では令和4年度岩手県立大学地域政策研究センター地域協働研究「宮古市の地域色を活用したシティプロモーションの手法に係る研究」として、学生有志や観光サークルのメンバーが市とともに「浄土ヶ浜エターナルグリーン」のアンケート調査、地域色を利用して商品開発を行った企業や市役所へのヒアリング、新しい活用方法などの検討、意見交換などを実施しました。今後も取り組みを継続し、宮古の魅力発信に貢献していきます。在学生のソウゾウ地域色を活用して宮古の魅力発信その効果と今後の展開を検討する産学官協働研究に参加ソウゾウしよう、地域活性化の取り組み

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