岩手県立大学宮古短期大学部 入学案内2024
5/28

 宮古短期大学部では、宮古市をはじめ岩手県のさまざまな地域とのつながりを意識した取り組みを行っています。たとえば「地域総合講座」では、岩手県内のさまざまな分野の第一線で活躍している方々の講話を聴くことで、地域の現状や課題について理解を深めることができます。 また、1年次の「基礎研究」や2年次の「特別研究」では、フィールドワークを通して地域課題を発見し、その解決に取り組むほか、多種多様な資料・文献を読んで分析しながら地域に関して多角的に学ぶこともできます。地域社会と連携・協働できるようになるために、2年間を通して学生一人ひとりが地域社会に貢献できる能力を育んでいきます。 宮古短期大学部の学生は、ボランティア活動に積極的に取り組んでいます。とりわけ、平成21年創設の宮古短期大学部学生赤十字奉仕団(JRC)は、献血活動をはじめ、小学生の職業体験開催や学習支援など地元に密着した活動を行い、多くの地域の方々や他大学の学生などと常に連携しています。また、東日本大震災を経験した地域に住み、勉学に努める学生として、復興の現状を体感しながら、正しい防災意識や地域への寄り添い方などを学び、復興支援行事のサポート活動などに生かしています。毎年、多くの新入生が入会して積極的に参加しています。 岩手県立大学では、中国や韓国、アメリカ、スペインなどの大学と国際交流協定を結んでいます。語学力の向上や国際理解を養う海外派遣プログラムのほか、特別聴講生の受け入れや遠隔授業など、さまざまな国際交流を行っています。海外派遣プログラムでは、現地で英語を学ぶだけではなく、学生が主体的に現地の人々や他国から留学している学生たちとグループを組み、その活動からさまざまな異文化を体験しています。 令和4年度は「国際理解」と題し、コロナ禍の時代でも海外の現状や宮古市に住む外国人の現状などを理解する講演に参加し、学生たちが異文化を学ぶことのできるイベントを開催しました。また、「English Time」では、ネイティブスピーカーと自由に言葉を交わし、異文化交流や英語学修の楽しさに触れる機会を増やしました。課外活動05課外活動地域とのつながりボランティア国際交流

元のページ  ../index.html#5

このブックを見る