35 サテライトキャンパス等の開発拠点を設置している自治体と連携して、エネルギー構造高度化・転換理解促進事業費補助金対象事業に取り組んできました。自治体とともに様々な事業に取り組むことで、地域の課題解決に貢献しました。 長岡市では、2050年のカーボンニュートラル達成に向けて、同市の産業において再生可能エネルギーの導入促進を進めています。本学は同市と連携して、現状の課題の整理とその解決策を探る調査研究の実施や、「費用対効果の高い太陽光パネル設置技術」の開発などによる地元経済への波及効果、地域での電力融通に向けた新しいエネルギー産業の創出の可能性を検討しました。長岡市は特別豪雪地帯に指定されていますが、そうした地域においても発電効率が高く、費用対効果に優れる太陽光パネルについて、今後も調査研究を進めていきます。 耕作放棄地や今まで活用されてこなかった森林などの木質バイオマス等を対象に、地域の再生可能エネルギーとしての活用や商品としての生産、高付加価値化によるブランド化、関連した加工、販売、観光など新たな産業創出に向けた調査を行いました。また、調査を通じて里地里山等の地域の自然資源を見直し、持続可能な活用を行うための検討を進めることで、環境型の産業や雇用を創出し、地域を活性化していくための方策を示すことができました。垂直両面受光パネル耐荷重パネル245W×8枚=2kW315W×10枚=3.2kW耐荷重:10,000Pa(垂直積雪量:333cm相当)パネル設置方法等の調査研究(技大での実証実験)長岡市における再生可能エネルギー導入促進と新たなエネルギー産業創出に向けた調査研究業務委託環境型産業創出に向けた調査研究業務エネルギー構造高度化・転換理解促進事業による自治体との連携
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