長岡技術科学大学 統合報告書 2022
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58 長岡技術科学大学では、コンプライアンスに関する各規則について下記のように対応することとしています。 世界の多くの国において過去数十年の間に大学進学率が上昇し、大学と地域社会や産業界との関係が緊密化するなど、大学への期待や役割の拡大、教育研究内容の多様化により、大学の果たすべき社会的責任も増してきています。こうした変化の中で、大学の関係者も多様化し、学生、保護者、卒業生や国民はもとより、産業界、地域社会、政府、国内外の関係機関など関係者は多岐にわたるようになっており、大学の重要性は格段に高まっています。これらの多様な関係者の期待に応えて、大学が社会に貢献するために教育と研究の質の向上を図り成長、発展し続けることができるよう、組織内部において適切な執行と監督の仕組みを構築するとともに、大学経営の状況や意思決定の仕組みについて透明性を確保し、説明責任を果たすことが重要となっています。  「国立大学法人ガバナンス・コード(以下、ガバナンス・コード)」は『国立大学法人がさらに経営の透明性を高め、教育・研究・社会貢献機能を一層強化し、社会の変化に応じた役割を果たし続けていくために、自らの経営を律しつつ、その機能をさらなる高みへと進めるべく、基本原則となる規範』として令和2年3月30日に国立大学協会が文部科学省、内閣府の協力を得て策定しました。 長岡技術科学大学は、これまでも法令に従い活動を行ってまいりましたが、今後はさらにガバナンス・コードを基本原則として本学の特性等を踏まえた取組を実施し、強靭なガバナンス体制を構築してまいります。また、一層経営の透明性を向上させ社会への説明責任を果たし、皆様からの信頼と理解を得続けられるよう努めてまいります。 なお、本学のガバナンス・コードにかかる適合状況等に関する報告書は、公式ホームページで公表しています。参考大学案内 - 情報公開 -国立大学法人ガバナンス・コードにかかる適合状況に関する報告書危機管理に関する規則系長等(危機に関する通報等受付)危機管理に関する規則学長コンプライアンス基本規則研究費不正使用防止規則研究倫理委員会調査委員会通報等受付窓口最高管理責任者理事(研究企画)統括管理責任者工学研究科長研究費不正使用防止推進責任者研究費不正使用防止計画推進室モニタリング総則個別の学内規則研究活動に係る不正行為に関する規則統括責任者理事(研究企画)管理責任者工学研究科長研究倫理教育責任者研究倫理委員会監査室モニタリング役職員ハラスメント防止等規則公益通報者保護規程ハラスメント対策委員会調査員相談員通報窓口副学長(総務・財務)・事務局長総括者ハラスメント対策委員会就業規則大学経営・財務コンプライアンス体制国立大学法人ガバナンス・コード適合状況等に関する報告書の公表

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