長岡技術科学大学 統合報告書 2022
9/62

08副学長(地域協創担当)副学長(地域協創担当)長岡市副市長長岡市副市長髙見 真二髙見 真二理事(経営戦略・社会貢献担当)理事(経営戦略・社会貢献担当)株式会社ブルボン代表取締役社長株式会社ブルボン代表取締役社長ファシリテーターファシリテーター副学長(教務・高専連携・広報担当)副学長(教務・高専連携・広報担当)■ 武田:ありがとうございます。それでは、新たに執行部に着任されたお二方に、就任への思いを伺いたいと思います。まずは、株式会社ブルボンの代表取締役社長であり、本学の経営戦略・社会貢献をご担当いただいている吉田理事、お願いいたします。■ 吉田理事(以下、敬称略):就任に至るまで、鎌土学長から非常に熱心にお誘いいただきました。地域はもとより、新潟県全体の発展に貢献できるのなら、との思いからお引き受けしました。弊社は、1924年の創業以来、新潟県柏崎市に拠点をおき、食品製造業を営み、今年で98年目を迎えます。私も代表を拝命して27年目で、長きにわたり新潟県の産業界に携わってきた経験から、「産学官の連携」は地域発展に重要であると感じています。弊社のようにものづくり企業にとって、絶えずイノベーションを生み出す技術力は不可欠ですから、技大が創出する新たな研究が、地域の課題解決への鍵となると思っています。■ 武田:吉田理事、ありがとうございます。お話しいただいた「産学官の連携」は将来ビジョンにも掲げているとおり、本学でも重要な取組です。その中で、地域の課題解決には、どういった取組が必要だとお考えでしょうか?■ 吉田:地域の課題を解決するには、「産・学・官」と単体ではなく、「産と産、学と学、官と官」という具合に複数の分野の協力が不可欠です。また、目標の達成においても、長期的なビジョンと短期的なビジョンに分けて考える必要があります。当社は食品分野ですが、防災・減災、医療・健康、コロナウイルスへの対応など、情勢を鑑みつつ、短・長期的なスパンでの事業を展開しています。■ 鎌土:ブルボン社は、時代の変化に対応しながら、常に変化とチャレンジを続けてきた新潟県を代表する会社です。これまで培われてきたノウハウを活かし、本学の発展にお力添えをいただければと思います。■ 武田:続きまして、本学の地域協創をご担当いただき、長岡市副市長も務められている髙見副学長にお伺いします。役員に就任した現在の思いをお聞かせください。■ 髙見副学長(以下、敬称略):国立大学吉田 康吉田 康武田 雅敏武田 雅敏

元のページ  ../index.html#9

このブックを見る