12 中期計画・将来ビジョンに掲げている教育・研究の多様化・高度化、社会連携の強化、グローバル化等を進めております。特に、地域中核・特色ある研究大学を目指して、世界・国内の「地域における社会課題を解決」する知を生み出し、資源とエネルギーの双方の循環に関する「世界でここでしかできない実証実験」を行う施設整備を進めています。 また、キャンパスのグローバル化と多様性を推進するにあたって、海外実務訓練や双方向の短期留学プログラム、教員のサバティカル制度やキャリア・ブレイク制度、職員の海外研修を実施しています。学生にとって、大学は単に知識や技術を身につけるだけの場ではなく、様々な人と共創することを通じて多面的なものの見方、考え方に触れ、文化や価値観に対する視野を広げ理解を深める場でもあります。留学生を受入れることにより、日本人学生だけではなく、留学生自身もグローバル化と多様性が促進される取組を行っています。 本学は、令和8(2026)年10月1日に開学50周年を迎えます。大学の近況に触れ、同窓生・在学生・教職員との交流を深めていただくため、従来より開催しているホームカミングデイや同窓の集いの他、地域の皆様や本学に関係する皆様と本学教職員・在学生と交流を深めていただくイベント等についても開催しております。本学の教職員、学生及び卒業生のみならず、本学に関わるすべての人々が一体となって、開学以来の想いを未来につなぐ取組として、引き続き開学50周年記念事業を推進していきます。 本学の活動と運営を支えてくださるステークホルダーの皆様に、本学の教育・研究コストや資金の活用状況のみならず、本学のビジョン・戦略に基づく新たな価値の創造と先導的な社会基盤の構築に向けた活動状況やそれを支えるガバナンス等をより深くご理解いただくために、「統合報告書」としてまとめております。今後も本学の目標や取組、活動実績を取りまとめた統合報告書を発行し、皆様にお届けいたします。中期計画・将来ビジョンの実現に向けた活動開学50周年に向けてステークホルダーの皆様へ スステテーーククホホルルダダーーのの皆皆様様へへ
元のページ ../index.html#13