長岡技術科学大学 2024 統合報告書
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社会連携る通電火災について、その防止方法などを説明するために、ハブ大学から推薦された海外企業が共同研究や連携教育等による社会 本学地域防災実践研究センタープロジェクトとして、東京電力ホールディングス株式会社と共同開発した「ウォーターチェンジャー□」と「ブレーカー実験キット」が、令和6年1月に発生した能登半島地震の被災地を支援しました。 「ウォーターチェンジャー□」は、被災地で断水が続き、手洗い用の水が不足する中で、避難所や介護施設等に設置され、生活用水確保に活用されました。 また、地震の影響で停電した電気が復旧した際に懸念され『ブレーカー実験キット』が活用され、被災地の早期復旧を支援しました。 長岡技術科学大学は、平成30年より国連アカデミック・インパクト(UNAI)から2期連続でSDGsゴール9ハブ大学に任命され、SDGs理解促進に向けた取組を大学全体で推進しています。令和5年にはホーチミン市工科大学(ベトナム)における現地の高校生を対象としたSDGsと技術に関するワークショップや、UNAI本部及びUNAI課題解決に繋がる活動事例を紹介する「共創による革新:産業×UNAIハブ大学グローバルフォーラム」の開催を通じて、国内外の産業界や高等教育機関とともにSDGs達成に向けて革新的な取組をさらに推進しました。34研究成果が実用化され、被災地で活躍国連アカデミック・インパクトハブ大学と連携した国内外における取組SDGs普及・啓発活動

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