0Nagaoka University of Technology Integrated Report 202447(百万円)30,00020,00010,000平成16年度法人化時取得原価 第4期中期目標の達成や、中期計画の実施を通じた将来ビジョンの実現を図るには、学長のリーダーシップの下で、戦略的な資源投入を行うことが不可欠です。この原資となる学長戦略経費の拡充を図ることで、将来を見据えた戦略的かつ機動的な取組を加速していきます。 運営費交付金の基盤的部分が年々削減される中において、基盤教育経費については、教育の質を確保するため、法人化以降同額を維持してきました。また、基盤研究経費については、外部資金の獲得により確保するよう体制をシフトしつつも一定の水準を維持しています。 開学から40年以上が経過し、老朽化や陳腐化が進行する施設・設備については、将来ビジョン達成の活動を実施していくためにも、維持・更新に要する財源確保が必要です。 既存の施設・設備は長寿命化を図り、有効活用することを基本とし、設備の維持や更新の必要性や費用対効果を考慮し、設備の(図3)施設・設備の老朽化の進行状況※「老朽化度=減価償却累計額□取得原価」平成21年度第1期中期目標期間末減価償却累計額平成27年度第2期中期目標期間末令和3年度第3期中期目標期間末老朽化度令和4年度令和5年度令和5年度取組例65.9%54.9%29,87229,87219,68214,193フロンティア教育センターの技術革新整備廃止や縮小を含めた見直しを検討するとともに、先端設備への集約と共用化を促します。さらに、施設の改修・修繕等の老朽化対策については、目的積立金等の多様な財源の活用についても検討を行い、長寿命化に加え、高機能化、省エネルギー化の観点に基づき必要な事業を着実に実施していきます。(図3)高専及びDXアジャイル企業との3者間共同研究開発センターの研究支援ものづくり整備12.3%12,15112,1511,49941.9%25,83325,83317,84317,8437,47767.6%30,30630,30620,47169.6%30,81130,81121,449学長戦略経費の活用教育経費•研究経費について施設•設備の整備について戦略的な投資
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