12外の地域課題を理解し、互いの文化や考え方の違いに関する理解を深めたと同時にコミュニケーション能力及び異文化理解の両方を高める貴重な機会になったとの感想が寄せられ、多くの刺激と学びのある講義となりました。 また、学内の国際化を促進するため学部1、2年生の講義科目を中心に授業で使用する講義資料等の英語化を実施したほか、英語での学習を補助する教材を新たに導入することで、学生が効果的に学べる学習基盤を整備しました。 2025年3月末にハイブリッド形式で開催した本事業のキックオフミーティングでは、事業概要説明のほか、文部科学省、長岡高専、地域企業(マコー株式会社)、長岡市商工部から多文化共修に関連する各機関の方針や取組事例に関する特別講演を実施しました。当日は、対面約90名、オンライン約70名の参加があり、本事業に対する高い期待と今後の具体的な取組への強い関心が寄せられました。また、地域社会との連携を通じた多文化共修ネットワーク形成への重要な契機となり、本学の取組を効果的に広報し、各機関との連携及び協力体制の構築を進める上で大きな役割を果たしました。これにより、学内の多文化共修及び国際化の推進に貢献していきます。 本事業では、日本人学生と留学生がそれぞれ文化的多様性を活かしてともに学修することを「多文化共修」と位置づけ、これらの共修科目や科目群・コース等の開発・実施・普及を推進しています。「グローバル技学共修教育長岡モデル」の核となる多文化共修科目の必修化に向けて、外国人講師による多文化共修科目の英語による講義を計4回(2025年3月に2回、2025年6月に2回)試行的に実施しました。講義内でのディスカッションやグループワーク等を通じて、留学生と日本人学生の受講生は日本のみならず海160.274
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