4月大学院工学研究科8月大学歌制定ステークホルダーの皆様へ02 中期計画・将来ビジョンに掲げている教育・研究の多様化・高度化、社会連携の強化、グローバル化等を進めております。特に、本学は社会と大学が共に進化し、社会変革を生み出し続ける新たなモデルとなることを目指した新たな事業を開始しました。これまで工学を主としてきた「技術科学」に加え、経営的視点などを含む多様な領域と最先端技術を融合させることで、社会全体に役立つ価値を創出すること、さらに日本の「ものづくり」技術を活かした新たなブランドを立ち上げ、地域企業を支援することで、地方創生をけん引することを目指しています。 また、キャンパスのグローバル化と多様性を推進する新たな取組として、日本人と外国人学生が地域の課題を共に学ぶ共修授業の導入を開始しました。これにより、両者が互いの文化や考え方を理解し、協力しながら課題解決に取り組むことを目指しています。この取組は、学生が国籍を超えて交流するきっかけとなり、外国人材が日本で働き、暮らす基盤づくりにもつながります。さらに、自治体や企業も加わることで、学生はより実践的な学びを得られ、地域社会のグローバル化が進むことを期待しています。 本学は、令和8(2026)年10月1日に開学50周年を迎えます。開学50周年記念事業の一環として学生、教職員、企業人、自治体職員、本学卒業生・修了生等が自由に集い、知的交流・地域交流・国際交流を推進するオープンスペース施設(イノベーションコモンズ)の整備を開始しました。また、学生の海外派遣・受入支援、学生の生活支援等の事業も順次開始します。本学の教職員、学生及び卒業生のみならず、本学に関わるすべての人々が協力し、開学以来の想いを未来につなぐ取組として、開学50周年さらに次の50年に向けて推進していきます。 本学の活動と運営を支えてくださるステークホルダーの皆様に、本学の教育・研究改革の状況、そのためのコストや資金の活用状況のみならず、本学のビジョン・戦略に基づく新たな価値の創造と先導的な社会基盤の構築に向けた活動状況やそれを支えるガバナンス等をより深くご理解いただくために、「統合報告書」としてまとめております。今後も本学の目標や取組、活動実績を取りまとめた統合報告書を発行し、皆様にお届けいたします。 博士後期課程を設置3月 第1回学位記授与式を挙行/長岡技術科学大学同窓会設立総会開催6月 校章を制定10月 開学10周年記念式典を挙行10月海外実務訓練の開始10月開学20周年記念式典を挙行中期計画・将来ビジョンの実現に向けた活動開学50周年に向けてステークホルダーの皆様へ19861990199619811982
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