北條 理恵子准教授杉若 侑樹 システム安全工学分野 1年 東京都立産業技術高等専門学校 出身機械-環境系設計工学研究室安全データマネジメント研究室産業安全行動分析学研究室フィールドシステムマネジメント研究室協働ロボット研究室レスキュー・安全工学研究室システム安全工学研究室構造安全性評価研究室現在、安全装置の無効化などの作業者側の不安全行動による重篤災害が問題になっています。私たちの研究室では、行動分析学の手法を使い、安全行動の強化と人の不安全行動を削減する手続きを研究しています。研究室では、隔週2回の全体ミーティングに加えて、指導教員との1対1の面談を実施しています。社会人学生が多数を占めているため、座学では分からない実践的な安全について議論されることが多く、とても勉強になります。また、メンバーが異なる業種から来ているため、興味深い話を聞くことができ、楽しいです。さらに、定期的にゼミ内で研究発表会が行われるので、研究室メンバーや指導教員との親睦を深めることができ、充実した学生生活を送れています。 産業安全行動分析学研究室では、人や機械の行動の定量的な計測と改善に重点を置いています。安全・安心そしてやりがいをもって作業できる環境の構築を目指しています。製造業、建築・土木、除雪、港湾等の現場を対象に作業状況の定量的計測と分析・評価を行い、リスクアセスメントの適正な実行と有効性評価、働く人のウェルビーイング評価を行うことで、職場の状態の「見える化」を行い、作業の「最適化」のための介入を行います。「行動分析学」の手法を用いることにより、明瞭かつ客観的・科学的に人や機械の様々なふるまいを評価することができます。65システム安全工学分野 研究室一覧STUDENT’S VOICEMESSAGE FROM SUPERVISORPICK UP行動分析学的手法による機械や人のふるまいの定量的計測と職場改善行動分析学で築く安全な職場環境産業安全行動分析学研究室
元のページ ../index.html#66