名古屋市立大学 2020 大学案内
22/48

経済学部公共政策学科経済学部の理念と目的 経済学部の基本的な目的は、広い教養を持ち、経済学と経営学の諸理論に精通し、各自が直面するであろう経済、経営上の諸問題に柔軟かつ的確に対応できるような人材を社会に送りだすことです。社会的、経済的環境のダイナミックな変化に対応しつつ、このような目的を達成するために、経済学部は平成19年4月から定員を200人から230人に拡大し、従来の経済学科、経営学科の2学科体制から「公共政策学科」「マネジメントシステム学科」「会計ファイナンス学科」の3学科体制に移行しました。地域の経済・経営を支える人材の育成マネジメントシステム学科会計ファイナンス学科求める学生像  本学部の教育理念・目標にしたがって、次のような意欲と能力に満ちた学生が入学することを期待し歓迎します。❶経済・経営分野に強い関心を持っている人❷前向きの学習意欲を持っている人❸自分で明確な目標を持っている人❹国際的分野について十分な理解力を持っている人❺豊かな教養の形成を目指す人公共政策学科  地方分権化のなか、制度・政策の分析、評価、立案を行う地域の公共部門(県市町村)や、それを補完するNPOを含む民間部門がますます重要になっています。「公共政策学科」では、経済構造の分析を重視するこれまでの経済学科の教育内容を受け継ぐとともに、知識・理論を実際の制度分析や政策立案に応用する能力の育成を通じて、これらの部門で主導的な役割を果たす人材を育成します。マネジメントシステム学科  IT技術の発展・浸透や経済のグローバル化により、企業のあり方が大きく変化しています。「マネジメントシステム学科」では、こうした時代の要請に応じた科目設定に努め、学生が経済・経営現象を体験的に学習できる仕組み(事例研究・産学連携教育)を通じて、起業家精神や国際感覚を有し、複雑化する経済・経営現象に柔軟に対応し、主体的に問題を発見・解決できる人材を育成します。会計ファイナンス学科  世界共通の会計ル一ルの導入後、金融のグローバル化や資金調達の多様化が進み、ビジネスにおいて会計・ファイナンスの知識はますます重要になっています。「会計ファイナンス学科」では、会計・ファイナンスの両領域を統合的に学びながら、基礎知識や問題解決能力を養うカリキュラムを通じて、グローバルな視野をもった会計・ファイナンスに関する高度専門職業人を育成します。22 少人数教育  自分の専門分野をさらに深めるために、少人数で行うゼミ(演習)があります。すべての学生が3年進級時に所属するゼミを決定し、2年間同じ教員からきめ細かい指導をうけることができます。Faculty of Economics

元のページ  ../index.html#22

このブックを見る