模擬法廷教室にてVOICE 01 名大法学部には必修授業はなく、幅広い選択肢の中から自分の目的に合った分野の授業を自由に選択できるのが魅力です。授業の中で実際に法曹として働いている方々のお話を聞く機会もあり、自分の世界を広げることができます。また、私が法学部に入ってよかったと思うことは、同じ目標を持った仲間と切磋琢磨しながら勉強に集中できる環境が整っていることです。2年次からは少人数のゼミの授業も始まり、日々他の学生から刺激を受け、自分を成長させることができます。他にも、奨学金などのサポートを受けて海外へ留学したり、法学部公認サークルに入って模擬法律相談を経験したり、やりたいことにチャレンジできる素晴らしい環境が整っています。皆さんも、法学部で充実した学生生活を過ごしてみませんか。VOICE 02 私たちは、自由闊達な学風という名古屋大学法学部の伝統を守り、発展させようと努力してきました。少人数教育といいますが、授業中でもその前後でも、学生と教員とが相互に質問し、応答できる環境があります。しかも、帰国後、重要な職に就くことになるアジア諸国からの優秀な留学生と一緒に学ぶことで、経済のグローバル化が生んでいる最先端の生きた問題を知ることができます。このような法学部を卒業後、法曹や研究者を養成するために設置された大学院で、さらに学ぶこともできます。これらの条件を活用することで成長し、社会の役に立つ人間になろうと望み努力する、そんな意欲ある皆さんを待っています。法学部 学生から法学部 教員から法律・政治学科 4年三澤 みなみ さんMISAWA Minami出身校: 茨城県立土浦第一高校法学部稲葉 一将教授INABA Kazumasa専門分野:行政法29 GUIDE TO NAGOYA UNIVERSITY 2023School of LAWwww.law.nagoya-u.ac.jp法学部教育の特色 自由・闊達・進取の気風の下、少人数教育を実施しています。教員1名当たりの学生数は、1学年3名程度になっていますから、学生間および学生・教員間で親密な関係性を構築できるとともに、割り当てられる時間の長さは、学問的探求度合いを高め、個々のポテンシャルを最大限に引き出すことを可能にしています。学ぶ内容も学生の自主性を尊重する「完全自由選択制」を採用しており、法学・政治学を問わず、自身の興味関心にそった履修科目をセレクトすることができます。単に「自由」というだけでは、その裏返しとして、「何をしたらよいのか」という不安が付きまとい、結果的に闊達・進取を阻害することにもなりかねません。法学部ではこうした不安を払しょくし、自分磨きに専心していけるよう、基礎から応用まできめ細かいカリキュラムを段階的・系統的に用意しています。また、こうした気風に支えられ、国際交流も盛んです。今や名古屋大学法学部は世界と繋がる日本の拠点校になっており、世界へ羽ばたく学生をサポートしています。法学部School of LAW法学部
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