名古屋大学 大学案内 2023
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 経済、法律、教育、国際開発、文学など人文社会科学分野での課題解決への貢献と学術的研究の展開を図るため、学内の関連する学部・大学院や国内外の関連機関との連携を促進し、研究成果のショーケースと分野融合や新たな学問領域の形成に資するプラットフォームの提供を目的としています。これまで「アジアのハブ大学」を目指してこの地域に形成してきた国際ネットワークとの協働や、総合大学である強みを生かして環境学、農学など自然科学分野との学際研究を通じ、アジア共創教育研究機構はクリエイティブな研究を推進しています。 減災連携研究センターは、共創社会連携領域および減災研究連携領域の2領域体制により、減災館(平成26年3月完成)を産官学民連携の減災拠点として活動を行っています。平常時は最先端の減災研究や産官学民の連携を基盤とした減災研究はもちろんのこと、防災アカデミーやげんさいカフェ、高校生防災セミナー、防災・減災カレッジなどを定期的に開催するなどの教育・人材育成を行っています。また、大規模自然災害発生時には、大学と関係機関との対応や情報発信などを行ってゆきます。※当センターは専門を問わず全学部の学生への学習機会を提供しています。MAP P101〜P102をご覧ください。※当館では全学生に対する学芸員資格科目などの教育も行っています。AIネットワーク国際シンポジウム減災館外観マッコウクジラの骨格標本展示博物館(古川記念館)インドネシア南東スラウェシ州におけるUH-NU共同研究サゴヤシパイロットファーム減災ギャラリーの全景MAPC4377 GUIDE TO NAGOYA UNIVERSITY 2023www.num.nagoya-u.ac.jpMAPD41www.assia.nagoya-u.ac.jpwww.gensai.nagoya-u.ac.jpMAPC25施設紹介博物館アジア共創教育研究機構減災連携研究センター名古屋大学の窓口−学問のおもしろさを知る、憩いの場 博物館は社会に開かれた名古屋大学の窓口として、皆さんをいつでもお待ちしています。豊田講堂の向って右にある「博物館・古川記念館(入館無料・開館時間:火〜土曜日10時〜16時)」では、常設展のほか、特別展・企画展などの展覧会や、講演会、博物館コンサート、ワークショップなども開催しています。常設展示のおもな内容は以下となります。 1.電子顕微鏡:名古屋大学の電子顕微鏡開発歴史の紹介、実機などを展示。2.触れる展示:マッコウクジラの骨格標本や岩石標本など。3.フィールドワークと名古屋大学4.濃尾平野の生い立ちと木曽三川流域の自然誌。5.名古屋大学のノーベル賞:2001年化学賞の野依良治博士、2008年物理学賞の小林誠博士、益川敏英博士、2008年化学賞の下村脩博士、2014年物理学賞の赤﨑勇博士、天野浩博士の研究内容と研究の背景を紹介。サテライト展示として、ES総合館2階に「2008年ノーベル賞展示室」があります。 また、東山キャンパスの南部購買・食堂のとなりにある「野外観察園(入園無料・開館時間:月〜金曜日10時〜16時)」では、約800種の植物を生育しています。セミナーハウス2階では友の会サークルのボタニカルアート展などを開催しています。

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