名古屋大学 経済学部案内 2024
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理論・政策制度・歴史経営・会計分野分野の特徴1年2年春学期2年秋学期~4年統計解析経済数学A経済数学Bマクロ経済学Ⅰミクロ経済学Ⅰ計量経済Ⅰ政治経済学Ⅰ一般経済史Ⅰ会計Ⅰ会計Ⅱ経営Ⅰ財務諸表Ⅰ名古屋大学経済学部のカリキュラムの特徴は、経済理論・経済政策、制度経済学・経済史、経営学・会計学という幅広い分野を網羅していることです。経済学部は経済学科と経営学科とに別れていますが、どちらに所属しても、これらの分野を一通り勉強することになります。これによって、経済学科 個人や企業の自由で合理的な意思決定に基づく社会全体の調和と発展について考えます。経営学科 集団に調和と秩序を持たせる方法、合理的な意思決定の方法について考えます。「経済学」と聞いて最初に思い浮かべる主流派の経済学(近代経済学)を学びます。数理的な理論分析と統計的な実証分析を通じて、財政、労働、金融、農業、教育、医療などの社会問題を考える方法を学びます。「経済学を学んだ」と言うためには欠かすことのできない分野です。経済学は大がかりな実験ができません。そこで、各国の多様な制度や歴史を手掛かりにして、政治、文化、社会など、多様な側面を考慮しながら、資本主義経済の仕組みを理解しようとする分野です。主流派の経済学を絶対視せず、批判的な目を持って理解するためにも欠かせない分野です。経済理論は、人や企業が合理的に行動すること、情報が完全に行き渡っていること、市場への参入・退出が自由であることを仮定しています。これを、立場を変えて、どうすれば合理的に行動できるか、どうやって情報を収集・処理するべきか、いつ、どう やって市場に参入・退出するべきかを考えます。3分野の中ではもっとも実践性を重視する分野です。社会や市場全体を見渡す「経済学的視点」と、個別企業の立場から考える「経営学的視点」を同時に持つ複眼的な人材を育成します。また、歴史を通じて多様な経済体制について学ぶことで、現代社会を様々な切り口で分析できる人材を育成します。国際経済公共経済経済政策財政金融経済発展労働経済産業組織農業経済マクロ経済学Ⅱミクロ経済学Ⅱ計量経済Ⅱ経済学史現代資本主義日本経済史西洋経済史社会思想史政治経済学Ⅱ一般経済史Ⅱ財務会計管理会計経営組織ファイナンス生産管理情報処理国際会計経営分析経営労務マーケティング経営戦略監査経営情報経営Ⅱ財務諸表Ⅱ2経済と経営を複眼的に学ぶカリキュラム

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