大学院科目先行履修4年3年2年1年＋1年で取得するプロフェッショナルへのパスポート10単位（5科目）まで前期課程1年経済学部の4年の課程を修了すると、みなさんには、「学士」という学位が授与されます。その後、大学院で2年の課程（前期課程）を修了すると「修士」、さらにその後3年の課程（後期課程）を修了すると「博士」の学位が授与されます。修士は「マスター」、博士は「ドクター」ともよばれます。修士号を取得するということは、先端的な研究についてもよく理解して、学術的な調査や分析の方法を修得しているということです。日本の、特に文系の学部では、修士・博士という学位を取得することは、あまり重要視されていないようです。しかし、■ 学部・修⼠5年一貫教育プログラムの仕組み私が経済学部に進学したのは、社会の動きを経済学の視点から分析してみたいと思ったからでした。そして、学部３年次にゼミに入り、経済学の分析する手法を学ぶ中で、実証的な経済分析に関心を持ち、より高度な分析がしたいと思い学部・修士５年一貫課程に応募しました。本プログラムでは、４年次から大学院の授業を履修できるので、学部レベルよりも高度な知識やスキルを身につけることができると感じています。加えて、先生や先輩の助けを借りながらですが、興味のあるテーマについて、自分で調査や学士号修士号日本でも、理系の学部では修士の学位を持つことは普通になっています。また、海外では、どこの大学を卒業したかに加えて、学士・修士・博士という学位の違いが意識されることも多いようです。将来、グローバルな企業で働こうと思っている人は、修士号を取得しておいても損をすることはないでしょう。名古屋大学の経済学部には、学部4年＋修士2年の計6年の課程を5年（学部4年＋修士1年）で短縮修了できるプログラムがあります。3年次に一定の成績基準を満たしている学生はこのプログラムに挑戦することができます。しかし、大学院で学ぶことは決して楽なことではないとも痛感しています。思ったような結果が出ないこともたくさんあります。それでも、自分の関心や志向に合った研究をすることは、やりがいや充実感も大きいです。これからも実証分析のスキルアップだけでなく、経済学を通じ、考え方の軸を確立していきたいと思っています。経済学部3年次秋学期までに、全学教育科目48単位、専門系科目80単位を取得した場合、4年次に、10単位を上限に、大学院科目の先行履修が認められます。大学院前期課程を修了するためには、演習を含め30単位以上の修得が必要です。経済学部 経済学科 ４年 岡野 太郎 さん分析を行うことができるため、自分の中で考え方の軸を作る絶好の機会となっています。6わたしが大学院で学ぶ理由学部・修士5年一貫教育プログラムで学ぶ
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