名古屋大学 農学部案内 2024
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地球に広がる生物圏環境は、人類の生存・健康な生活のためには必要不可欠です。生物環境科学科では、最新のフィールドサイエンスやバイオマス科学などを学び、森林をはじめとする生物圏環境と人との共生をめざします。人類が直面する環境問題や、生物資源の持続的生産・利用に関する諸問題の解決にいどむ人材を育成します。たとえば、生態系における有機物や無機物の循環を解明し、環境変動や人間活動が与える影響を評価します。また、森林の多面的な機能を明らかにし、その適切な管理と利用を考えます。木質資源の多様な特性と機能を解明し、新たな利用方法・技術、新素材の開発を行います。生物環境科学科では、生態学、土壌学、水文学など、生態系の構造と機能を理解するために必要な学問を体系的に身に付けます。また、森林科学、バイオマス科学、社会科学関連の学問を学び、森林をはじめとして、草地、農地、都市緑地などから生み出される生物資源の特性や機能を理解し、これらの持続的・循環的利用や、生物生産活動と環境保全の調和を考えます。森林・林業、バイオマス、環境全般に関連する官公庁や企業などの技術職・総合職として必要とされる能力を習得します。名古屋大学農学部案内202405〜生態系のしくみとはたらきを探り、 環境保全と生物資源の賢明な利用をめざす〜生物と環境をみつめ、生物と環境社会に活かす。社会に活かす。

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