名古屋大学 大学案内 2024
81/104

GUIDE TO NAGOYA UNIVERSITY 202480渡航先:タイ渡航先:オランダ渡航先:アメリカ※2019年度留学者の体験記で、学年は当時のものです。ジャパニーズフェスティバル現地の学生とお別れ会朝のランニング経済学部・経済学科2年(1年次に渡航)今井 美希さん出身校: 南山高校女子部情報学部・人間・社会情報学科3年(2年次に渡航)鈴木 風羽子 さん出身校: 愛知県立時習館高校工学部・マテリアル工学科4年(3年次に渡航)深見 勇馬 さん出身校: 名古屋市立向陽高校国際理解科目 短期海外研修(アジア・オセアニア) タイ 将来海外との関わりのある企業で働いてみたいと漠然と考えていたこと、以前からタイ文化に興味をもっていたことからこの研修に参加しました。研修に一緒に参加したメンバーや先生方だけではなく、現地の学生さんにも恵まれ、とても充実した研修となりました。 私は、今までに何度か短期留学に行ったことがありましたが、アジアへ留学に行くのは初めてのことでした。タイに行くまでは、バンコクがあんなにも発展しているということも、和食やアニメなどの日本文化が浸透していることも知りませんでした。現地に行って自分の身で体験して初めてわかることもたくさんあるのだと感じました。タイについて知れば知るほど興味をもったため、現地の学生さんにも積極的に話を聞き、交流を深めることができました。日本では経験できない様々なことにも挑戦することができ、良い経験となりました。 また企業訪問では、日本人駐在員の方から異文化のなかで働くことについてお話を伺いました。日本とは異なる労働環境のなかで働くことの難しさや、コミュニケーションの重要性について学ぶことができました。この経験は今後キャリアプランを考える際に生かしていこうと思います。国際理解科目 短期海外研修(欧州) オランダ 入学時から目標としている交換留学への第一歩を踏み出したいという思いと、ヨーロッパに興味があったことからプログラム参加を決めました。本研修はテント生活であったため、食事は全員で集まってとり、授業後には毎晩イベントやパーティが開催され、各国からの参加学生と関わる機会が多いことが魅力的でした。活動を通して仲良くなれた学生と一緒にランニングをしたり、踊ったり、休日に出かけたりと新鮮な体験をすることができました。 日本では周りの人に頼ることが多かった私ですが、留学中はできるだけ色々な経験をしたいと、自分で考え積極的に行動しました。また留学前は英語で話すことにも消極的でしたが、研修中は他国の学生と仲良くなれるように必死で英語を使い、もっと今の気持ちを表現したい、英語を話せるようになりたいと心から思っている自分に驚きました。日本では気付かなかった自分を知れたことも留学の大きな収穫でした。 プログラムを通じて交換留学を共に目指し支え合うことができる仲間にも出会い、今は充実した長期留学を実現できるよう準備をしています。今回オランダで得た経験や身につけた積極性をこれからの留学生活に活かしていきたいです。全学交換留学プログラム「アメリカ・フロリダ大学」 2年生の冬にスコットランド・エディンバラ大学での短期語学研修に参加し、異文化に触れる楽しさを知りました。そして人種のるつぼと言われるアメリカで様々な価値観を学び英語力を磨きたいと考え、エンジニア系とビジネス系科目が履修できるフロリダ大学を志望しました。 渡米当初は英語が聞き取れず苦労し、授業中に質問をしたくても英語に自信がなく発言できずにいましたが、慣れていくうちに発言できるようになり、タスクをこなせるまでになりました。授業はグループディスカッションやグループホームワークが中心で、学生同士でインタラクションをとる機会が多く、毎日が刺激的でした。 5万人の学生を擁する広大なキャンパス内の国際寮で、50ヶ国からの留学生と共に生活しました。ヨーロッパからの留学生とヒスパニック系が多かったです。寮のラウンジで毎日一緒に山積みの宿題をこなしたり雑談して仲を深めました。現地日本人学生に声をかけ、習字・たこやき・折紙などを紹介するジャパニーズフェスティバルを開催したのも良い思い出です。 今回の留学で挑戦することの大切さを学び、自分の視野が広がったと感じています。これらの貴重な経験を今後の学生生活と卒業後のキャリアに活かしていきたいです。留学体験記

元のページ  ../index.html#81

このブックを見る