名古屋大学 文学部 大学院人文学研究科案内 2025
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Center for Transregional Culture and Society (TCS)超域文化社会センターResearch Center for Cultural Heritage and Texts周藤芳幸 教授吉田早悠里 准教授樋口諒 特任助教・近本謙介・影山悦子(編)『玄奘三蔵がつなぐ中央アジアと日本』(臨川書店、2023)川本悠紀子 准教授 郭佳寧 特任准教授博士(文学) 中世日本の宗教文芸・「安楽寿院不動堂の再解釈―鳥羽院の往生信仰をめぐって―」(『日本仏教総合・「儀礼空間に託された信仰のかたち―高野山大伝法院本堂を中心として」(近本謙介編『ことば・ほとけ・図像の交響―法会・儀礼とアーカイヴ』勉誠出版、2022年)井上隼多 助教 論集』1、東洋哲学研究所、2023)研究』第19号、2021年)梶原義実 教授 佐々木重洋 教授影山悦子 准教授博士(文学) イスラーム以前の中央アジア文化史・「ソグドのペンジケント遺跡宮殿址で出土した壁画について」(『シルクロード研究飯田祐子 教授藤木秀朗 教授星野幸代 教授トリスタン・グルーノ 准教授河西秀哉 准教授鈴木真 准教授加藤真生 助教 人文学研究科は、2014年4月に21世紀COEおよびGCOEによるテクスト学の拠点形成の成果をもとに、「人類文化遺産テクスト学研究センター」(CHT)を立ち上げた。本センターは、人類が残してきたあらゆる文化遺産を対象に、実践的な人文学の横断的研究プラットフォームの構築を行っている。2024年4月1日より本センターが改組され、人類文化を構成する4つの基幹領域として、「宗教文化領域」「物質文化領域」「視覚文化領域」「文化人類学領域」を設定し、CHTのこれまでの活動の継承・発展を目指す。また、これらの基幹領域を文理融合型研究で相互に結び付け、より高次の学問的・社会的諸課題に対応できるプラットフォームを構築するための融合部門として、「アーカイヴス部門」「保存修復部門」「情報科学部門」「建築史部門」を新設し、機動的かつ先鋭的な研究を積極的に推進していく。本センターでは、宗教遺産の多様性と普遍性の学問的追究および、文化遺産の永続的な保全や活用の手法とそれが社会に与える影響についての検討を、喫緊の社会的・汎世界的課題と位置づけ、自然科学、保存科学、情報科学、建築史学、社会情報学などとの多分野連携でその課題解決を実践していく。そして、若い世代にも文理共創的学問領域の魅力を広めるために、大学院生向けに「文化遺産学研究」の授業を提供している。 超域文化社会センター(Center for Transregional Culture and Society, TCS)は、旧文学研究科附属の日本近現代文化研究センター(2008年10月〜2013年3月)、「アジアの中の日本文化」研究センター(2013年4月〜2018年3月)で行った日本近現代文化研究・東アジア関係学を継承し発展させながら、さらに広い視野で最先端の人文学研究を推進すべく、2018年4月に発足しました。TCSのミッションは、地球規模で喫緊の課題となっている社会・環境に関する諸問題に対して根源的な観点から向き合うことです。そのために、人類の歴史と人間の営みについてこれまで人文学研究で培われてきた深い洞察と広い知見を踏まえつつ、社会科学・自然科学の協力も得ながら、国・地域を超えた視点から歴史、芸術的想像力、思想、文化的実践を捉え直し、その知見を実践知へと発展させることを目指します。これに向けて、TCSは積極的に国際的共同研究を進め、国際シンポジウムやセミナーを開催します。大学院生の皆さんには、そうしたイベントが共に学び合い、コミュニケーション能力を高める場となるよう、企画・運営にも参加できる機会を提供しています。また、海外の大学と大学院生研究交流集会を共催することで、院生の皆さんが国際的な舞台で研究発表を行い、海外の研究者や院生たちと交流できる場もつくっています。TCSは、人文学の視点から国際社会へ貢献することとともに、大学院生の皆さんが将来グローバルに活躍できるための支援に努めています。39人類文化遺産テクスト学研究センター

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