Humanity Center for Anthropocenic Actors and Agency中村靖子 教授岩崎陽一 准教授鄭弯弯 助教 各学繋には、分野・専門という枠組みの外で学繋の共通領域を担当する教員がいて、博物館学、電子テクスト学、文学、民俗学、歴史学などのさまざまな専門領域で研究し、専門科目や共通科目を受け持っています。授業や研究の相談にも積極的に応じています。言語文化学繋李 澤熊 准教授博士(文学) 現代日本語学、認知言語学、日本語教育、日韓対照言語学・『現代日本語における意図性副詞の意味研究-認知意味論の観点から』(単著、ひつじ書房、2023)・『日本語の意味研究の新たな扉を開く-意味分析の方法と実際』(単著、開拓社、・“Ishiguro and Heidegger: The Worlds of Art,” Kazuo Ishiguro in a Global 里鎮S家の事例」『生活学論叢』25(2014)・「中国江南のモチ米食文化とその機能」『食生活科学・文化、環境に関する研究助成・研究紀要』30(2017)担当授業:文化動態学研究ⅡなどVerlag Gebauer in Halle 1744-1814 (Harrassowitz, 2010)2020)担当授業:日本語文法研究など・“Teleologie und Systemdenken. Geschichtsauffassungen der Spätaufklärung und die Wechselbeziehungen zwischen Geschichtstheorie und Literatur,” Neue Beiträge zur Germanistik 154 (2017)担当授業:ドイツ文学・文化学基礎演習など曾 煒 講師修士(文学) 数学哲学、科学哲学、分析哲学史・Lakatos' Quasi-Empiricism Revisited,forthcoming,Kriterion-Journal of Philosophy・Picture versus Language: An Investigation on Wittgenstein’s Mathematical Generality, Contributions of the 40th International Wittgenstein Symposium, Vol.1 (2017)担当授業:Philosophy of Mind and Language (G30 LCS)などCultural Review 28 (2017)Context (Routledge, 2015)担当授業:英米文学研究Ⅱなど 人文知共創センター(Humanity Center for Anthropocenic Actors and Agency: AAAセンター、https://www.hum.nagoya-u.ac.jp/aaa/)は、2022年度JSPS 課題設定による先導的人文学・社会科学研究推進事業学術知共創プログラムに、研究課題「人間・社会・自然の来歴と未来——「人新世」における人間性の根本を問う」(代表:中村靖子、JPJS00122674991)(略称「人新世」AAAプロジェクト)が採択されたことを機に設立されました。このプロジェクトは、三十年、五十年先の未来を見据え、新しい価値を創発する未来の人文学を目指すものであり、人文学のさまざまな分野、ならびに社会科学、自然科学系の諸科学の研究者らをメンバーとする五つの研究班により構成され、各研究班の班別会議、班を超えた特別企画、全体集会定例会を常時開催し、さまざまな組み合わせで緩やかに連携しつつ、研究活動を行っています。2023年10月には文学部秋季サロン「ハイブリッド人文学——スキルとツールの共進化」(於:名古屋大学)を開催し、人文学とデータサイエンスの協働を提案しました。2024年3月にはローマのローマ・トルヴェルガータ大学との共催で、国際研究集会「Anthropocene Calling: Human, Philosophy, Technology and Arts in the Age of Anthropocene」(於:ローマ・トルヴェルガータ大学)を開催し、プロジェクトメンバーを始め、トルヴェルガータ大学はもちろん、ローマ・ラ・サピエンツァ大学、ベルガモ大学、リスボン大学から、さまざまな分野の研究者が集まり、来たるべき未来における人類のあり方について、二日間にわたって活発な議論を展開しました。センターの研究活動については、随時センターのウェブサイト(https://a3hsn.org)をご覧下さい。40文献思想学繋重見 晋也 准教授文学修士 フランス文学・哲学、デジタル・ヒューマニティーズ・Concordance du «Roman de Renart» d’après l’éditions γ (2001),・“Quelles Sont les Conditions de L’organisation des Savoirs Humains? Dialogue entre Vannevar Bush, Thedore Nelson et Michel Foucault,” Études Digitales (2016)担当授業:電子テクスト学Ⅰなどコンラート・マルクス 准教授Dr. phil. 近現代ドイツ文学、特に18世紀欧州啓蒙思想との関連、レッシング、ハイネ、ブレヒト・Geschichte(n) und Geschäfte. Die Publikation der ‘Allgemeinen Welthistorie’ im 英語文化学繋トムキンソン・フィオナ ゲール 准教授Ph.D. English Literature, Philosophy・“Elizabeth’s Pious Pilgrimage; or the Ghost in the Garden,” Women: A 超域人文学繋ライト・デイヴィッド 准教授Ph.D.(English and Comparative Literature)創作、現代文学、ポストモダニズム、電子文学・“Data as Image, Image as Data.” Texts of Discomfort (ETC Press, 2021)・“Extending modernist stream-of-consciousness aesthetics: Digital variations on William Faulkner’s The Sound and the Fury.” Digital Scholarship in the Humanities 37(1) (2021)担当授業:文学理論研究など甘 靖超 准教授博士(学術) 民俗学、文化人類学、食生活学・「中国村落の婚姻儀礼におけるモチ米食文化とその機能――江蘇省蘇州市古人文知共創センター共通
元のページ ../index.html#42